ボクが魔王になるまで 前編

あらすじ

生贄として脱出不能の古城に連れ込まれたPC「ナイトメアの少年」はひょんなことから、ミノタウロスに助けられ、ともに生活することとなる。古城の中には人間はいないが、友達は一杯出来る。おませなPC「悪霊少女」は生贄にされ、こともあろうか冒険者に殺され悪霊になった女の子、PC「魔物」は冒険者に追いまわされて逃げ込んできて出れなくなってしまったツいてない魔物。そんな彼らとパーティを組み遺跡探索に望む。
古城に住む魔物と勢力争い・古城に住む魔王とは何者か・それらの謎に挑んだ最後に一同がめぐり合い襲い掛かるのは・・・
というのがあらすじですね。

舞台設定

蛮族が人族の存在を脅かす大地。人々の集落はただただ、その暴力を恐れ、蛮族への恨みの言葉をつぶやいていた。
周囲を魔物に囲まれた山村。その付近には古城があり、いつしかそこには魔王が住んでいるという伝説がまことしやかにささやかれた。その伝説の真偽はわからない。多くの冒険者達がその遺跡に挑み、そして外に哀れな骸が投げ出されるという事実がその伝説が真実であると証明していた。
この物語はこの古城に住む魔王と名高い冒険者達との対決の物語である。

PC設定

初期経験点は12000点前後が妥当ですが、ボスは大変強いので、罠などを多用して勝負するというのがいいかと・・・
生贄の少年

[PC@:生贄の少年]の設定

魔王のいる遺跡に生贄にされた少年/少女。(ここでは少年として書いてある)。
種族はナイトメア。年齢は自由だが、シナリオ後半では歳を取るために、好きな年齢で開始可能。
好運なことというべきか、ダンジョンの魔物ミノタウロスは、PCをここに連れてきた儀式隊を食べて満腹したことから、PCに対しては関心を無くし、むしろ角にシンパシーを感じたのか好意的である。


[PCA:悪霊の少女]の設定

追加PC。一応パーティメンバーだがポジションは重要ではない。
過去生贄にされた少女/少年の悪霊で、現在は悪霊。正確には魔物に食われたわけではなく、運んできた警護の冒険者に弄ばれ殺されたという悲遇の持ち主。魔物には取り付けないので、ただ空中を浮遊したり歩き回ることしかない。死んだフロアに拘束されているがPCに取り付けば一緒に移動できる。
MPが尽きると自然回復できない。PCに取り付けばPCのMPを使用できる。
尚PC@に取り付いた場合、PCと自分で2回の行動が可能。
★ 肉体を持たない為に、MPが尽きたら消滅として扱う。また自然回復はしない。魔法使い系でないと参加できないのに、魔法を使うと危ない。MPはPCに異存。
ちなみにこのキャラを選択した場合、魔法には発動隊は不要。
また初期レベルは経験値消費前に魔法系1種類3レベル習得している。

[PCB:逃げ込んだ魔物]の設定

冒険者達に追いまわされてここまで魔王のいる遺跡にまで辿り着いた魔物。それゆえどんな外見でも種族でも構わない。知性がまったくない者は、ちょっと参加不可能。
この遺跡、入るのは不可能ではないのだけど、出るのは困難。そういうわけで中に入ったらいいが出れなくってしまう。PCは人間族だが、なんとか会話が通じそうなのでついていったほうがいい。とある冒険者に部族を滅ぼされ、唯一の生き残りとして何とか命からがらこのダンジョンに逃げ込んだ。おかげで勇ましい誇りを失い自信喪失気味。
★ 不定形の魔物と子供より小さな魔物は選択不可。
★ またPC@よりレベルの高いモンスターレベルからも選択できない。
・ 知力が高いモンスターは技10・体9・心14に能力値は2ダイスで決定。
・ 怪力タフネスのモンスターは技10・体18・心7に能力値は2ダイスで決定。
・ すばやいモンスターは技16・体12・心7に能力値は2ダイスで決定。

選択したモンスターの特殊能力はすでに習得しているものとする。
鎧は装備できないという外見を選択した場合、生命点は倍とする。また1シナリオの終了時に必ず生命が1上昇する。これは能力値の成長と別に行う。

登場人物・・・っていうかほとんど魔物

もんた

ミノタウロスのもんた

脱出不能の古城に住み着き、生贄となる人々を食べたり、護衛の冒険者を食べたりするミノタウロス。
PCとはひょんな出会いから好感を抱き、PC@を育て上げることになる。
ミノタウロスの中では桁違いに強く、武器がダイナストという最上級武器であることから只者でないことがうかがえる。

・ 基本的にはPCの後見人。

パイモン

ミノタウロスのパイモン

外見はガリガリでボサボサの髪を流しているという不思議な容貌のミノタウロスキャスター。
ミノタウロスのもんたと張り合う、地下のミノタウロスのボス。
普通は単独で行動するミノタウロスを纏め上げるという凄い人物だが、度胸は無く危険なことは部下任せである。

・ PCとも何かと張り合うが冒険者が来ると仲間となって戦う。
・ 狂神ラーリスの信者であり、コンジャラー8・プリースト8である。死者蘇生なんかもタブーなくやる。

バジリスクのビエルジュ

古城に住むバジリスクの老王。老境著しくすでに視力を失い、バジリスクのメリットはほぼ消滅している。ただし剣術は中々で、普通に人の姿でも戦える。かつては勇者狩りをするほどのカリスマ魔王だったが、ライバル勇者にこの古城に閉じ込められてしまう。倒した勇者を外にばら撒く癖から、恐怖にあおられた人々の生贄の儀式を誘発してしまう。

謎の冒険者

シナリオ前半最後にやってくる冒険者達。PCAを過去弄んで殺し、PCBの部族を滅ぼしたという因縁の相手。シナリオ後半では、ダンジョンの仲間であるもんたとビエルジュを殺害し、その魔手はPC達にも伸びる。

シナリオ開始

オープニング〜 生贄〜

遺跡に運ばれる御輿の中で暴れまわる少年。その頭部にある角が、彼をこの御輿に乗るべき理由となっていた。
古城の主への生贄として御輿で運ばれるPC1・少年。御輿の周囲には村人達が取り囲んでいた。
そして警護となるのは名高い冒険者達。
・ 少年が暴れまわるのならば、彼らはそれをふんじばり暴力を使ってでも黙らせる。

少年が運び込まれたのは古城であった。
古城は外から見る限り荘厳であり人気の無いものであった。窓などは小さな小窓があるばかりで、見たところ出入り口はテラスを含めて正面の入り口だけとみえる。
古城の上空は曇り・カラスの群れがカァカァと犠牲者を待ちわびる声を上げている。

正面ホール

城門を超えると中は大きなフロアになっており、その広大なホールへと入ると、大扉が待っている。
この大扉の前で村長が大事そうに持っていた剣を掲げると、淡い魔法の輝きとともに門は開かれる。
・ 村長とはここで別れ、冒険者と御輿の一同は中に入っていくのである。

生贄の間

ここを真っ直ぐ進むと到達するのが生贄の間である。
生贄の間は、部屋は大きく、巨大な4本の柱がドーム状の天上を支えるという作りをした空間である。
・ 中央に大きな台座があり、生贄を固定するための鎖が置かれている。

冒険者達は、生贄であるPC@を御輿から取り出し、生贄に捧げようとしてくる。
「早くするんだ。グズグズしてると魔物が現れちまう」と冒険者達は焦っている。
PC@が暴れるようならば、彼らは力任せにぶん殴り、「手足ぐらいもいでおくか?」と相談しあう。

ミノタウロスの「もんた」現る

そんな中突然遺跡の中に獣の咆哮が響く。一斉に静まり返る冒険者。
ガタガタと震えだし、冒険者は周囲の気配を探る。そんな中、再び咆哮。暗がりに動く影が現れる。
巨大な体、角・牛の頭。ミノタウロスである。
冒険者達は我先にと逃げ出す。しかし正面ホールへの扉は固く閉ざされて開かない。
「畜生!畜生!あけろ!」「生贄が死なないと扉が開かないんだよ!」「ミノタウロスに子供を渡すんだ!」と冒険者は大声でまくし立てる。
ミノタウロスは何かと騒がしい冒険者に狙いを定めると、それに襲い掛かっていく。
「冒険者はあわれミノタウロスに引き裂かれ、食べられてしまいました。」
満腹となったミノタウロスは再び生贄の祭壇に戻ってくる。
そこにいたのは食いでの無い、やせっぽちの子供ということもあり、ミノタウロスはそれに関心は無くす。
・ ただ角のある姿にシンパシーを感じたのか、角を軽くひとなですると、つないでいる鎖をひきちぎってくれる。

PCAとの出会い

PC@はここでPCAとも出会う。
PCAはここに随分長い間囚われている。生贄の儀式を見るたびにウンザリする。自分もまた生贄としてこの場所につれてこられたのである。ただ、普通の生贄たちはミノタウロスが食いころしたのに反して、自分はちょっと理由が違った。
人間達がどうせ生贄になるのだからとここで弄んで殺されたのである。
・ そんな自分の訴えを聞いてもらいたくとも、冒険者達にはまるで言葉が届かず、憎しみの言葉一つも放てない。
・ その上ここに囚われの自分はまるでこの部屋から抜け出せないのである。
・ 一応憑依を最近おぼえたのだが、なんとまだ2Dのみ。後50年以上は能力も上がる気配が無い。
PCAはここでなんとかPC@に取り付かせてもらわないとならない。

探索フェイズ 〜ダンジョン把握〜 かくしてミノタウロスとの生活が始まる。
ミノタウロスは自分に対しては同族と考えいろいろと好意的に見てくれる。
・ 一応冒険者達は食糧である保存食を1ヶ月分もっている。これが人数にして8人いたので8ヶ月は食事に困らない。
・ 冒険者の持っていた装備があるので、その装備を初期に獲得することができる。
クロース     必要筋力1  防護点2
ソフトレザー   必要筋力7  防護点3
ブレストアーマー 必要筋力10 防護点5 ランクA装備
プレートアーマー 必要筋力21 防護点7 回避−2
バックラー    必要筋力1  回避力1
カイトシールド  必要筋力13 防護点1 回避力1
斧・プローバー  必要筋力22 2H 打撃37 クリティカル11
剣・ロングソード 必要筋力13 1H 打撃13 2H打撃23 クリティカル10
剣・ショートソード必要筋力5  1H 打撃5 クリティカル10
発動体の指輪   ・・・魔法が使える。
・ 彼らは8000ガメル所持している。

ミノタウロスと生活していると自然と身につくことであるが、ミノタウロスは一応言語があるようで、彼らの意思疎通は吼え声のような唸り声である。彼の名前は一応かりに「もんた」としておく。
・ もんたは自分に対してシンパシーがあるようで、自分が武器を装備して振ろうとしていると、それを見て武器の振り方を教えてくれる。
→ ファイター技能またはグラップラー技能はもんたが教えてくれる。後半で時間が飛んだ場合、そのレベルが+1される。

★ ここでダンジョンを把握した時、PC@は初期設定年齢に到達する。
★ ダンジョンのボスである魔王とはこの時点では会えない。
たぶん目標値が足りないだろう。探索フェイズが終了した場合年月を終了させる。
ここでは経過した年数によってボーナスが得られたとして目標値を10まで低下し、判定を冒険者技能で行うものとする。

「PCB:逃げ込んだ魔物」との出会い

そんなある日。ダンジョンの生贄の間に突然一匹の魔物が逃げ込んでくる。
魔物は入ってきた入り口をどうやって開けるかに四苦八苦している。もうそれこそ必死である。
その姿は全身ボロボロ。冒険者に追い立てられた魔物は、命からがらこの遺跡の中に逃げ込んできたのだ。
しかしこの遺跡は二十扉になっており、入るのは楽だが出ることはできない構造になっていると気がついたのは、入ってからのこと。こうなると後の祭りである。
知性があるのなら、しまったと気がつく。
ここの遺跡にはものすごく強いミノタウロスとか、魔王とか、ダンジョンの下にはよくわからない魔物がうじゃうじゃいて、争い事が絶えないと聞いている。会話できるのならともかく、下手すれば、ミュータントみたいなモンスターのわけのわからない特殊攻撃で、事情もわからないまま殺されかねないのである。
・ 冒険者達に追い立てられ、すでにHPは1である。今誰かと戦えば間違いなく即死だろう。
・ ここには強い魔物の匂いがプンプンしている。この魔物とうっかり出会ってしまったら縄張り問題など問われ、一瞬で殺されかねない。
・ ちなみに悪霊であるPCAとは普通に意思疎通が可能。悪霊は心で会話する。
PCBはここでなんとかPC@に同行させてもらうべきである。何より脱出しようという意思が遺跡の魔物には存在しないために、放っておくとこの遺跡で生活しなければならなくなってしまう。
さらにこの遺跡では魔物が一人で歩いていると、かなり危ない。うっかり強いモンスターに会うと、殺されかねないのである。
PC@と敵対的になると、ミノタウロスのもんたが襲ってくる。もんたはものすごく強いために気をつけなくてはならない。

遺跡内部 生贄の間から遺跡内部に向かうと、T字路に出る。

柱の乱立するフロア

T字路右は、柱が乱立するフロアで、光源らしいものはなく、薄暗い。この柱の部屋は広大な空間になっており、ただ柱が並んでいるだけなのに柱の影のせいで迷宮ともなっているように見える。
柱には奇妙なことにたくさんの模様がかかれている。この模様には何かの意味があるのは、ある柱は燃え上がる炎のようであったり、ある柱は甲冑を着込んだ騎士の像であったりしている。その数は30本にも上る。
「落とし穴」★罠の目標値は15・(スカウト技能+知力ボーナス+2d)で発見と構造が理解できる。
・ 時々落とし穴があいており、落下すると下のフロアへと落ちてしまう。もんたは大きすぎて足をつまづくだけで大して被害はないようである。
★ はじめに落下すると、もんたが救出してくれる。もんたは掴んで持ち上げてくれるのだ。

● 登れそうな柱。
★ 発見の目標値は18・(スカウト技能+知力ボーナス+2d)で発見と構造が理解できる。
★ ここで生活する年数があれば、冒険者レベルでの判定を行うことも可能。
特殊な加工がしてあるようで、柱を回転させることができる。そうすると上に上るための螺旋階段が内部に入っていることがわかる。

柱の乱立するフロア・上

柱の乱立する部屋の上に当たるが、中央は吹き抜けでその四隅を回るための通路が存在している。ここからは下の柱の部屋が見下ろせるが、どうやら柱は天上には届いていないらしく、ただ並べられているだけのようである。
柱の並びの中に色の違う柱が7本あることがわかる。
月の柱・炎の柱・海の柱・森の柱・騎士の甲冑の柱・大地の柱・太陽の柱のかかれた柱である。
・ ここの壁の隅の一角には扉がある。
ここは倉庫となっており、いつどこで誰が置いているのかわからないが、常時以下の道具が用意される。
油・たいまつ・ロープ10m・鎖10m・くさび10個・ハンマー1つ、保存食10日分。
→ アイテムは7日ごとに更新される。見ていた場合は、更新は翌日へと持ち越されるために誰が持ってきているのか結局はわからない。

・ ここを移動する通路を通ると、T字路の上に出る。
T字路の上にありながらも丁度騙し絵的な場所にあたるここは、下からは全然気がつくことはない。この道はレリーフの通路・石の大扉へと続いている。

光の注ぐ部屋

柱の間を越えた先には
一つの部屋がある。何もないただっぴろいだけの空間ながら、壁には小さな小窓がついており、小窓からは光が差し込んでくる。これはこのダンジョンで唯一の光であり、その光が好きなのかもんたは光の降り注ぐ窓のしたに腰を下ろすのが習慣となっている。
このフロアの四隅柱には1つのレバーがある。
●柱にレバー
ここで生活していればこの柱のレバーを降ろせば、反対側にある石の大扉を開くことができるとわかる。
・ もんたの背中に乗るのならば小窓に身を乗り出すことが可能。ただし窓は小さく、それでも外の景色を見ることが精一杯という具合である。ただし、そこにはモノクロの遺跡の世界とは違う色鮮やかな大地が見える。
・ もんたに光を見せてやればたいへんもんたは喜ぶ。
もんたに光を与える―
もんたはPC@に大して好意的な態度を取り、自分の魔物技「同時攻撃」を教えてくれる。
同時攻撃は、命中−2で周囲5体を攻撃できる薙ぎ払いと同様の技である。

レリーフの通路

T字路左に位置する。
壁にレリーフが描かれた通路が続いている。
一定の体重によって槍が飛び出してくるつくりをしている。この槍に引っかからないようにするには、レリーフに足をひっかけて歩けばいい。もんたの体重にも引っかからないので、このままもんたにしがみついていれば移動できる。
・ この罠は解除することはできない。
★罠の目標値は15・(スカウト技能+知力ボーナス+2d)で発見と構造が理解できる。
  ここで生活することになるPCには簡単にわかる。
★通路の上にありながらも丁度騙し絵的な場所にあたるここは、下からは全然気がつくことはない。この道は石の大扉へと続いている。

石の大扉

レリーフの通路の先には扉がある。 石の大扉で、大変な重量があり普通には開かない。もんたはそれを力づくで開いてしまう。
★本来はこれは「光の注ぐ部屋」にある「柱のレバー」を引いて開く扉である。
★石の大扉の上に回ることができる。大扉を巻き上げるための鎖があり、これを何かをはさんでおけば、鎖を止めることができる。ドアを開けた直後に行うといいだろう。

火トカゲの通路

真っ直ぐ続く通路があり、暗闇に覆われている。壁には何かの文字が記されている。
この通路は発火系のガスが流れており、暗闇に火をともして入ると、突然に燃え上がる。
壁に記された文字はこの当たりにサラマンダーを呼び寄せる魔法の呪文である。
・ 現れるサラマンダーは5体
これを不用意に呼んでしまうと戦闘を行うことになる。
これはミノタウロスのもんたがいた場合は撃退してくれる。
★ この文字を読むことができれば、呪いで囚われたサラマンダーを解き放つことができる。
★ 文字は魔法文明語であり、目標値は13・(セージまたはコンジャラー技能+知力ボーナス+2d)で発見と構造が理解できる。これを解き放つとサラマンダーは大変感謝し、PC@と動向してくれる。
サラマンダーは食事として油をすする。
サラマンダーの食事となる油を探さなくてはならない。
油を発見した時点で再びサラマンダーとは再会・以後仲間に出来るようになる。
→ この時フェアリーテイマー+2レベルを習得できる。

分かれ道 〜まっすぐ進むか途中の扉か〜

通路の途中にある扉。通路はそのまままっすぐ続いている。
・ これを空けると地下階段へと進む。
・ 無視してまっすぐ進むと、別の大回廊へと出る。

インプの部屋

地下へと続く階段を下っていくと、出るのは暗い空間である。この空間はいくつもの扉があり、枝分かれしている。
ここに入るとインプが一杯たむろっている。彼らは賭博などに明け暮れ、銀貨をかけてはカードを遊んでいる。葉巻をくわえ悠々と賭け事を楽しんでいる。
なお柱の乱立する乱立するフロアの落とし穴に落ちた場合ここに落ちる。
落下ダメージは20点・冒険者が来ている時はインプが用意した針山で30点+2dとなり、受身を阻止。
・ インプの中でも一人のインプが他のインプに取り囲まれ、首をしめられている。
「この野郎、金が足りないだと!」「金がないならギャンブルなんてすんな!」と荒事になっている。
・ PC@とミノタウロスのもんたが現れると驚いてインプは逃げ出す。
→ 取り残された負けインプは、PC@に感謝の言葉を送り助けを求めてくる。
「支払い額5000ガメルを支払わないと、殺されてしまう」というものである。
★ ここでインプの支払額を渡せば、インプはこの金を返せる。
★ ここでインプはこの金を元手に再び賭博をしようとするが止めなくてはならない。彼は賭けには負けてしまうので、次にまけたらもう助からないからだ。途中でストップをかけてもいいし、はじめからやらせなくてもいいだろう。
 → インプの名前はサー・ラスネール
自分を貴族だと言っているが、とてもそんな雰囲気ではない。PC@に対しても友好的な人物で「兄弟」となれなれしい態度を取る。ミノタウロスのもんたには「旦那」とおべっかを使う。
またソーサラー・コンジャラーレベルを3レベルまでは教えてくれるし、すでに習得している場合はどちらかを+2レベルまで教えてくれる。もっともこの時点ではPCのほうが優れた魔法使いになっているだろう。

大回廊

火とかげの通路をまっすぐすすんだ時出る巨大な回廊。ステンドグラスで天上を満たされているが、そこから届くのはゆがんだ血染まりの光ばかり、まるで教会の大聖堂を思わせる荘厳な回廊の側面口である。
・ダンジョン入り口方角に進むと行き止まりになっている。
・ ダンジョン奥方向に進むと扉があるがまったく開く気配は無い。
●魔王の部屋の扉
最奥の扉は、豪華な扉で、水晶の飾り模様がいくつも点在している。大扉で彫刻がされ荘厳な作りをしている。
この扉にはくぼみがあり7つの窪みがあいている。
飾りの水晶玉には模様があり、何かを意味しているらしい。これも取り外しができる。
・ ここは柱の模様を見ていた場合、同じ模様であることがわかる。
・ 柱の上部から見ていれば7つの模様は選択できる。
月・炎・海・森・騎士・大地・太陽である。これは7つで一週間を意味している。
これを連続性を出しつつ、並べれば扉は開く。扉を開いた場合、魔王と会うことができる。

ミノタウロスのパイモン

ここまでで一通りをダンジョンを探索していた一同。
扉の前に訪れると、インプの部屋の地下階層に住んでいた魔物が地上に出てきて遭遇する。いわば魔物同士の縄張り扱いである。
ここで出てくるのはミノタウロス・キャスターのパイモンとそれの従う雑魚ミノタウロスが3匹である。
パイモンはガリガリにやせ細り、ボサボサの総髪を無造作に流すミノタウロスで、こんな也では一見してバフォメットみたいな感じを受けてしまう。手には魔法の武器と思しき大がまを持ち、普通のミノタウロスより一回り大きな体を猫背にして歩く姿はおんなじサイズにみえてしまうというモンスターである。
ちなみに雑魚ミノタウロスは標準サイズ。ただしもんたのほうが強そう。もんたは筋肉のつきが普通じゃない。
・パイモンはミノタウロスのもんたに因縁をつけてくる。
「ゲッゲッゲッ。今日こそ年貢の納め時だ。この3匹はお前を倒すために今日まで地獄の特訓をしてきたのだ。
お前を倒し、この地上階層をこの私・パイモンが手に入れてやる。」

★ミノタウロスとの戦闘である。
パイモンは挑んでこない。相手となるのはミノタウロス3匹のうち1匹である。
・パイモンはコンジャラー8・プリースト(ラーリス)8のミノタウロスである。

●第1ターン
ファストアクションでもんたが襲い掛かる。ミノタウロス1体にいきなり2撃。モンタの武器ダイナストはひどく痛い。 ミノタウロス1は1ターンで瞬札。残る2匹はPCの眼中無く、もんたに攻撃。

●第2ターン
もんたミノタウロス2に攻撃。パイモンの命令でミノタウロス3はPCに攻撃対象を変更し、ターンエンド時に攻撃してくる。もんたはミノタウロス2にダメージ。焦るミノタウロス2。

●第3ターン
もんたミノタウロス2を撃破。ミノタウロス3はPCへの攻撃に専念。パイモンはヤバイと思ったのかこの時点で脱兎のごとく逃げ出す。

●第4ターン
もんたミノタウロス3に40点のダメージ。これでミノタウロス3が負傷していれば、倒せるはず。どちらにせよ、びびるミノタウロス3。このターンは攻撃せずパイモンを追って逃げる。

古城の主

・・・ここで時間が流れる

どうやら入り口の扉は二重構造になっているようで、外部からしか開かないらしく、どううまく考えても脱出はできない。 それから年月が流れる。
PCはミノタウロスと暮らし、度々生贄の儀式で人間に襲撃したりしながら生活していく。
時々は地下に住むパイモンがどこからかモンスターをけしかけて挑んでくるが、基本的にはもんたの前に撃退されるという生活となる。
★ この時点でPCの装備品は冒険者から手に入れた装備品(初期メイキング時の装備)となっている。

そんなある日、地震が起きる地震は小規模なものであるが、その結果「柱の乱立するフロア」にある柱の一部・階段のある柱の隠し戸が壊れ、階段が発見できる(この時探索を振ってもいい)。
→ これで魔王の部屋までたどり着くことができるだろう。

ヒント

もしPCがそれでもわからないのなら、PCが悩んでいるところに地下階層からパイモンがやってくる。
パイモンはもんたと荒そう気はないらしく。「人間の冒険者の装備品があまって無いかと」訪ねてくる。
・ 聞けば「ミノタウロスの一人がアクスを無くしてしまい。これではサマにならない」という。
→ 人間の装備品にはアクスがあるので、それを渡してやればパイモンは感謝する。
・ パイモンは一同が悩んでいることを告げると、ヒントを出してくれる。
「ここのステンドグラスにあるのは、流転する世界を意味している。
太陽が照らし、大地に至るまでの道のり、ある時は炎が大地を焦がし、ある時は人が支配して鋼鉄の時代が訪れるという。神は世界は流転であると説く。同じことの繰り返しだ。7回で一回りする。」
→ ちなみに彼の神は狂神ラーリスだが、この伝説はここいらの辺境信仰だということである。
ようするに日曜から土曜なのです。

魔王の間

扉が相手もミノタウロスのもんたは中に入っていこうとはしない。
もんたはここには自分は入ってはいけないということを理解しているようである。ここはボスモンスターの間なのだ。パイモンがいた場合も怖れて逃げ出し、地下へと逃げ込んでしまう。

ビエルジュ

そこには台座があり、足元には今も色あせることのない赤い絨毯がしかれている。周囲にはタペストリーがかけられこの古城の伝説を物語る。部屋は広いフロアになっており、ここがまさに魔王の間である。そこは邪悪というよりは荘厳といったほうがいい間でここだけは天から降り注ぐ光が満たしている。
・ この天上を無限に登ってってもなぜか上へ抜けることはできない。
そこには一人の髭の老人が腰掛けている。まるで枯れ木のようにやせ細り、髭は地に付くほど長く、瞳は窪み半ば閉じられている。そこから除いた瞳は白く濁り、光を宿していない。
・ 彼は一同が、やってくるのに気がつくと、突然に身を起こし、傍にある剣に手をかけ、一息に振り上げる。
しかし、勢いあまってつんのめると膝を折り倒れてしまう。
・ 「来たか勇者よ。お前の勝ちだ。わしにはもう剣を振るう力も残されてはおらぬ」
魔王ビエルジュ
・ 「わしはここの王、魔王ビエルジュじゃ。バジリスクのビエルジュと蛮族には呼ばれておった。」
彼はすでに視力を失い、一人では王座に戻ることもできない。

●遺跡の情報
「かつて・・・若かりし頃のわしはこの地に君臨した暴君であった。
わしはこの辺りの土地の人間の恐怖の存在であり、多くの蛮族を従え、幾多の人族の英雄を滅ぼしてきた。
英雄達を名高い戦士を、偉大な騎士達をことごとく討ち果たした。
人間はわしがあまりに強すぎるために、一つの方法を考え出した。魔剣の呪いの力を使い、この古城をわしの抜け出せないダンジョンにして閉じ込めようというのだ。
そうしてこのダンジョンは作られた。一度中に入ってしまうと外には出られない呪われたダンジョン。
ただここを出入りできるのは、かつてわしを封じ込めた人間の持つ伝説の剣を持つものだけなのだ。」

●生贄の儀式のルーツ
「それからあまりに長い年月が流れた。人間はかつては沢山の勇者を派遣してきたのだが、最近は諦め、頼まれもしないのに生贄を供えにやってくる。もっとも生贄達はわしの預かり知るところではない。」

● 脱出するには
「わしを封印した人間の魔剣を手に入れることだ。そうすればこのダンジョンから脱出することができる。
・・・いや、このダンジョンの主となることもできるだろう。そうすれば扉など自由に出来る。」

★ ここで魔王と対決しても構わない。
データとしては、バジリスクを使うものの、石化の視線は失い。回避能力も−4されている。しかし、命中力はもとが強かったのか+2。連続攻撃で命中する限り+2回まで攻撃できるようになっている。老いても尚、強いぞ魔王。 「老いたりといえど魔王。
・・・どうせ王座を渡すのならば、最後に死力を尽くしておきたい。
つきあってもらえるのか?」

★ 魔王と対決しなかった場合、魔王は一同に好意を持ち、一同に色々と援助をしてくれる。
・ PCAには人形の体を作ってくれる。可愛らしい人形の体で、ぱっと見は人間のようだが、サイズが半分くらいしかない。またつなぎ目や稼動部がある。
この場合は取り付くことが出来る人形として扱い、生命点などの身体能力も使用できる。これがPCの能力値である。
・ またこの人形の作り方をPC@には教えてくれる。これは1つの人形を製作するには1週間かかる。
一般技能「人形師(ギニョール)」を手に入れる。人形の目標値は最低12.15を超えるとかなり可愛い。

・ 魔物には冒険者レベル分の剣のカケラを渡してくれる。これで生命点が上がる。

  冒険者現る

・・・ここでまた時間が流れる

さすがに長い時間がたつと、色々と新しいことを始めるものである。一同も今は見知らぬ領域へと足を伸ばすことも多い。その一つがパイモンの地下迷宮である。行くたびに姿を変える地下迷宮はパイモンの迷宮で、パイモンのものかと思われていたが、どうやらパイモン自体も迷っているようであり、元々そういうものであるとわかる。
もしかしたら、案外パイモンの信仰する狂神ラーリスの影響でこうなっているということも考えられるのだが・・・。

一同が地下階層・インプの部屋及びパイモンの領域を探検していた時のことである。
地上区画で何か喧騒が起きる。今まで見たことがないような大騒ぎ。何かの争う音のようである。

@スケルトン発見

スケルトンは自分達が知るものではない。大変古いものである(これは魔王ビエルジュが急場に作ったものである)。
★ 記憶の目標値は13・(冒険者技能+知力ボーナス+2d)でこれがかつてビエルジュが倒した勇者達のなきがらであることがわかる。ビエルジュの自慢の品である。

Aビエルジェの死

魔王の間は何故か謎も解いていないのに開いており、ここは既に何者かによって突破されている。
奥には冒険者達に倒された無残なビエルジェが横たわっている。そこには争ったと思われる冒険者のちだまりと冒険者の武器が落ちている。冒険者の武器はクレイモアでありランクSの武器である。動揺のランクSの武器がもう1本あることからレベルの高い相手であるとわかる。
話し掛けるのならば、ビエルジェの最後の言葉を聞くことが出来る。
・ 「わしも老いたものだな。」
・ 「冒険者達であった。奴等は財宝を求めてやってきたが・・・財宝は無いと諭してやると、襲い掛かってきた。」
・ 「彼らは生贄の儀式を村人に強要する邪悪な魔物・・・とわしを呼んでいた。」
・ 「冒険者の数は4人。戦士・軽戦士(多分盗賊の仕事)、魔法使いと、神官だ」
→ ここの部分は自前の冒険者を出しても可。
・ 「冒険者達のうち魔法使いと戦士を殺したが、自分もこのような姿になった」
・ 「冒険者は死んだ仲間を抱え、費用がかさんだ。高くついたなどと言っていた。蘇生の魔法を使うつもりじゃ。」
・ 冒険者が鍵として持っていた魔剣はこの遺跡を作った英雄の剣。剣は罠を無効化し、ここまでの道筋を直線へと変えたようだ・・・。
以上の情報を放すとビエルジェは息絶える。

ミノタウロスのもんたとの別れ

遺跡の入り口である生贄の間
生贄の間には傷付いたミノタウロスのもんたが倒れている。無残にも片方の角が折られているではないか。
そこには冒険者達の姿がある。
・ 冒険者達は戦利品とでも言うように、ミノタウロスの角を首からぶら下げている。
・ PC@が人族ということもあり、「何でこんなところに」「生贄の生き残りか」などと声をかけてくるが、魔物と一緒なのを見ると、「おいおいなんだよ。こりゃ追加料金を貰わなきゃな」と武器を抜いて構える。
・ PCAはこの瞬間フラッシュバックする。自分を弄んで殺した冒険者の面影を彼らから感じたのである。
あの頃と容姿は随分変わり、今では年季の入った冒険者になっているが、あの者達こそ自分を殺した冒険者なのだ。
・ PCBである魔物は冒険者を見た瞬間、自分が追われて逃げ出した頃の光景がフラッシュバックする。
自分の一族を滅ぼした冒険者なのである。部族は彼らの手によって滅ぼされ、自分は彼らから逃げてここまでやってきたのである。であった瞬間それを思い出し恐怖する。

→戦闘が開始しようとすると、ミノタウロスのもんたが突然起き上がり、冒険者に体当たりをする。冒険者は後ろに跳ね飛ばされると、「ちっ」と舌打ちをする。ただ、この時点では冒険者は魔法使いと戦士を引きずっているという有様なので、戦いを優先しない。
彼らは「ひとまずは退散だ。あばよ!」と出口に向かう。
彼らの手にある青白い魔剣の効果で、再び入り口の扉は閉まっていくのである。
・ ミノタウロスのもんたは閉まる扉を両腕で抑え、一同に出るように促す。
もんたとは別れの時が訪れる。
  どちらにせよ、このキズではもんたは助からない。
そして脱出できる機会はこの一度だけである。魔王が倒された今、この迷宮には生贄はこないかもしれない。
そうなると扉が開くことももう無いだろう。だからここで脱出しなくてはならない。

前半部分エピローグ

一同が脱出するころにはもんたは命を落とし、すでに動かなくなっているが扉は抑えたまま。しかし、その腕に力が無い以上、扉は閉まっていくばかり。
・ ようやくパイモンやインプ達も集ってくるが、もう表に出られるような状態に無い。
・ パイモン達はもんたの体を扉から引きずり出し、一同と別れを告げることになる。
寂しそうに一同を見送るパイモンと他の魔物。再会を約束するのならば今である。

ここでシナリオ前半部はクリアです。

経験点を1000点獲得し、成長してください。後半戦頑張れ!!

古城のモンスター

ミノタウロスのもんた・LV13

 生命点 117 /抵抗 13+2d  精神点 19 /抵抗 11+2d
先制値12

[攻撃]
・ 「ダイナスト」    命中13+2d ダメージ:23+2d 効果:なぎ払い可能。命中−2で周囲5人攻撃。
[防御]
・ 「回避」       回避10+2d 防護:10点 効果:なし。

ミノタウロスのパイモン・LV11

 生命点 110 /抵抗 12+2d  精神点 20 /抵抗 13+2d
:先制値17

[攻撃]
・ 「デスサイズ」    命中10+2d ダメージ:18+2d 効果:生命点を5点消費してダメージ+5。
・ 「操霊魔法・神聖魔法8レベル」 魔力11+2d  効果:ただし召還魔法意外は自信が無い。  
[防御]
・ 「回避」       回避10+2d 防護:7点 効果:なし。

バジリスクのビエルジュ

 生命点 49 /抵抗 13+2d  精神点 45 /抵抗 10+2d
[攻撃]
・ 「剣の連続攻撃」     命中12+2d ダメージ:23+2d 効果:命中しつづける限り+2HIT。
・ 「真語魔法7レベル」   魔力12+2d  効果:盲目であるために相手を視認する魔法は使えない。

[防御]
・ 「回避」       回避5+2d  防護:9点 効果:返り血で生命抵抗17→失敗したら2dダメージ。

ぎっちぎっち団のメンバー

戦士・LV9

 生命点 70 /抵抗 12+2d  精神点 19 /抵抗 10+2d
[特技] 飛行2・・・命中/回避+2 :先制値17

[攻撃]
・ 「クレイモア」    命中13+2d ダメージ:20+2d 効果:なぎ払い可能。命中−2で周囲5人攻撃。
・ 「バーニング・ソウル」魔力8+2d  ダメージ:なし    効果:直接攻撃した相手に5点の魔法ダメージ。
[防御]
・ 「回避」       回避10+2d 防護:15点 効果:なし。

盗賊/軽戦士・LV7

 生命点 40 /抵抗 10+2d  精神点 20 /抵抗 10+2d
[技能] スカウトの判定値10+2d:先制値17

[攻撃]
・ 「ショートソード」  命中10+2d ダメージ:10+2d 効果:二刀流+双撃で2階攻撃で対象別可能。
・ 「エンハンサー」   効果:デーモンフィンガー・キャッツアイで命中+3・マッスルベア・Gアームでダメージ+5
・ 「ヴォーパルェポン」 効果:18Rダメージ+4 [防御]
・ 「回避」       回避10+2d 防護:3点 効果:なし。

司祭/フェアリーテイマー/グラップラー・LV5

 生命点 35 /抵抗 8+2d  精神点 61 /抵抗 10+2d
[攻撃]
・ 「殴りつける」     命中8+2d ダメージ:8+2d 効果:追加攻撃が可能。
・ 「キュアハート」MP5     魔力8+2d  ダメージ:なし  効果:15点回復。人数拡大可
・ 「セイクリッドシールド」MP3 魔力8+2d  効果:蛮族・死人からのダメージ−3・人数拡大可能。
・ 「セイクリッドウェポン」MP3 魔力8+2d  効果:蛮族・死人に命中+1/ダメージ+2・人数拡大可能。
[防御]
・ 「回避」       回避7+2d  防護:2点 効果:なし。

魔法使い(ソーサラー)/マギテック/シューター・LV5

 生命点 30 /抵抗 8+2d  精神点 35 /抵抗 10+2d
[攻撃]
・ 「射撃」       命中8+2d ダメージ:5+2d 効果:魔法ダメージ。
・ 「グレネード」MP5 魔力8+2d ダメージ:8+2d 効果:15体まで巻き込む
・ 「ライトニング」MP5魔力8+2d ダメージ:6+2d 効果:直線射撃1箇所。
・ 「パラライズ」MP5 魔力8+2d ダメージ:なし   効果:マヒ。命中か回避に−2修正。
[防御]
・ 「回避」       回避7+2d  防護:2点 効果:なし。

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