◆◆◆ ミドルフェイズ 29 ◆◆◆正義降臨 〜UGNスイーパー〜 |
GM:というわけで、次のシーン。
コギト:ぉぉぉ!ちょっと待てよぉ!俺はここで1を振る1を振るアルよぉ!!(コロコロ)4。
……まあ、いいんじゃないの?
郊外の廃棄された旧N市駅にやってくる。
周囲には続々とUGNの車両が集結をはじめる。もはや出口無しである。
次々と車を降りて包囲網を設営にかかる。
何も知らない金沢教授はこっちの様子を見ては「お〜い」と手を振る。
あたりには助手や機材をもったスタッフがいる。
時折時計をチラチラ見ていた。
コギト:誰か助けて。
GM:「よし、来たなみんな」と言い。大地君を見て「この子が家族?いいのかな?」
弘:「ええ」
GM:「じゃあ、そういうことで」よくわからない大地。「なにが『ええ』なの?」
コギト:……連れてこなきゃダメだしね。下手をすると生かしちゃくれない。
弘:うん。そう思う。
事情を聞いた金沢は助手に指示する。
助手は一斉にガスボンベからガスを路線に吹き付ける。みるみるそこに旧式の車両が構築されていく。
「10年前まで存在していた車両だ。地震の際に廃線が決まり、撤収された。」
スタッフは一斉に電力装置を組み立てていく。
「ウチのスタッフは優秀だよ。F1のピットイン並だ。さぁ乗り込め!」
コギト:「おんまえ、スゴイな!」
驚いたのはUGNである。出口の無い場所に出口をつくられたわけである。
御堂は直ちに突入を指示する。
走り出す列車!
UGNの特殊車両が追撃に走る。
列車の前方に備えられたガスボンベはたちどころに足元の線路を構成していく。
GM:というわけで、一同は乗り込むんだね。
GM:金沢教授は電車の運転をしてみたいとダダをこねている。
GM:「運転させてくれないかな?」「ダメです!教授!!」「させてくれよぉ」「ダメです!」
その時、スタッフの一人が言うね。「奴らの車両です!追ってきます!」
コギト:車両!?ああ、そうか。あいつらもなんかモーフィングしたな。
GM:なんかね。蜘蛛のような車両が高速で走りながら追いかけてくる。
レーザーをピッと撃つと先ほどのスタッフに当たり、そいつは絶命。表に投げ出されていく。
コギト:うぁぁぁぁ。容赦なさ過ぎる。
GM:次々と子蜘蛛みたいなものが飛び出すと、上の車両にしがみつき、車両の解体を始めていくね。
弘:「やばくねぇ?」
GM:「イカン!すぐに払い落とさなければバラバラにされるぞ!」
コギト:なんていうかさぁ!自分、不思議生物なんだけど、さっきから不思議な現象ばかりで目が丸くなりそうです!
GM:払い落としてくれ。
コギト:「行くぞぉ〜!わぁ〜!!」
GM:表に出て行くわけだ。大地は北斗に「お姉ちゃん、行かないで」と一言。
北斗は大地の頭を撫でて笑顔を作り直し、銀次の刀を抜くね。
コギト:ふぅ。
GM:今、何%よみんな。
弘:うん?111。
GM:来たなぁ。らしくなって来たな。
北斗:行動値8
マシンタランチュラ:行動値7
弘:行動値5
コギト:行動値4
GM:というわけで、上に乗り込んでいくわけだね。子蜘蛛との対決だね。
コギト:子蜘蛛ってなにぃ〜!熊とか蜘蛛とか!
GM:次々乗り込んでくるぞ。奴の行動値はなんと……7。
コギト:速い!恐るべき速さだ!
GM:そうだね。北斗がまず飛び出していくんだけど……。
コギト:「危ない!落ちたら危ない!」
GM:なんかね。3本の刃物が飛び出していき、それがそれぞれ2体の子蜘蛛に襲い掛かっていくね。
コギト:え〜なにそれぇ!?
GM:さっきSクラススイーパーの使ってた奴。
GM:ガガガと2匹の子蜘蛛が斬り裂かれる。
コギト:おう。
GM:そして、君たちの目の前にいるのは残り3体だ。
コギト:よしっ!
GM:次は蜘蛛の攻撃だね。撃ってくるよ。一括でいいね。両方とも。
え〜最後の一回はどっちを攻撃するか、ダイスの奇数、偶数で。ダイス振るよ。まず、弘に命中16、コギトに命中16。
コギト:ガード。貫通されないだろう。さすがに。
GM:ダメージはねぇ。38点。
コギト:……思ったより強かった。
弘:18で避けたよ。
コギト:もう1発は?
GM:(コロコロ)コギトに命中12で。
コギト:それは普通に避けさせていただこう。……避けられるか?ホントに避けられるか?
ちと待てよ?12ってことは……8以上だよ。
弘:ダイスいっぱい振ればいいんだよ。
コギト:すでに11Dとか言ってるんだよね。これは出るだろう。これで出なかったらもう知らないよ。
(コロコロ)避けたね(笑)。
GM:避けた避けた。君たちの番だよ。
弘:フルパワーじゃなくていいや。(コロコロ)32。
GM:回避は13。当たった。
弘:50点!
GM:倒した!一撃でそれを両断し……。
弘:HP回復も2倍!
コギト:HPどれぐらいかなぁコイツ。
GM:HP20だとわかるよ。装甲は0ね。
コギト:あはははは。すごいダイス量だよ。《コンセントレイション/ソラリス》《レネゲイド・スマイト》《絶対の恐怖》!
(コロコロ)これだけ振ってクリィティカル2個だよ。
(コロコロ)はい20!(コロコロ)はい30!(コロコロ)はい40!(コロコロ)
GM:もういいや。
弘:すげぇ。
コギト:50ぅ!!(コロコロ)別のところで回ってくれよぉ!!(コロコロ)
GM:残った子蜘蛛は次のラウンドの頭に北斗に斬られる。
察知した大蜘蛛は一斉に車両に体当たりし、先頭車両に飛び込んでいくんだね。
大蜘蛛の頭部から降りてきた男はすぐさま銃を抜くと大地君に構えるんだね。
金沢は側面から男の銃を払う、はっとした男。
直ぐ様肩口からアーミーナイフを抜き、金沢に突き立てる。
頭を下げてナイフを掻い潜った金沢は、体を反転、ナイフを持つ腕を取って背負い投げ。
男を外に放り投げる。
コギト:すごくない?どうなってるの。あの人。
GM:「うわぁぁぁ!」と言って落ちて行き、男は粉々に砕ける。
コギト:メッチャ助かったわ。
弘:あれ、でも、この人オーヴァードじゃないよね?
コギト:普通の人みたいだよ。(笑)。
GM:普通なんだけどね。線路の上を1台の大型車両が装甲してくるのが見える。車と見紛う巨大なバイクだね。
線路の上を一台の大型車両が走行する。
車と見まがうほどの巨大なバイクであり、一輪の巨大なホイールが車体を囲むような構造をしていた。
その前方にはブレードが伸びている。
硬質な戦闘服を着た仮面の男が乗っている。身長は2メートルをゆうに超え、マスクはフェイスレスのものである。
腕を組みながら次第に間を詰める。
GM:「なんだありゃあ」とみんなが言うね。
弘:UGNも、すごいの出してきたな。
そしてその男の車両にレーザーのような光が落ちる。
光は瞬時に人の形態を取り彼は車両に手と足をかけて身を載せる。
白い薄手の戦闘服に仮面の男はまるで変身ヒーローであった。仮面にはUGNと書いてある。
弘:UGN!
コギト:なんかいらない情報拾った!いらない情報拾っちゃった!!(笑)
白「マシンタランチュラが破れたらしい。」
黒「あの男はスイーパーではない。たかが傭兵。力は知れたものよ。」
(コギト:そうなんだ!?)
白「我々がやるしかないようだな。
出来ればタランチュラに列車を止めさせて、降伏勧告をしたかったのだが……やむをえんな」
黒「降伏する奴らとも思えんし、李(6本刃)と大熊の恨みもある」
(コギト:あいつ李っていうんだ)
白「今……恨みといったか」
黒「え、いや・・・・・・」
白「恨みというのは人間の感情だ。人を超えた正義の体現者には必要の無い感情だ。我々、オーヴァードにはな。」
黒「……言ってない。言ってません。」
白「ならいいが。」
ライトニングスピード:行動値?
ハイウェイキラー:行動値14
北斗:行動値8
弘:行動値5
コギト:行動値4
コギト:危ないやつだな。
GM:次の1ラウンド目。ハイウェイキラーが行動値14でミサイルを撃ってくるね。
コギト:ちと待ってぇ?あんまりにもいきなりなんだけど、どういうことなのかちょっと知りたいな(笑)。
GM:奴は線路を破壊しようとするんだけど、それはすぐに再生が始まるからね。もう1発目はこっちの方に飛んでくる。
命中を振ろうかな。(コロコロ)27。
コギト:撃ち落せぇ〜。
弘:……ちなみアレどうしたらいいの?
GM:距離はねぇ。今、100m。
コギト:そっかぁ!う〜ん、一応攻撃はできるよ。消滅しそうだけど。
GM:消滅しちゃうからね。
コギト:ま、いっかぁ。いこうか。とりあえず、避けるよ。
弘:避ければいいの、これって。
コギト:ミサイルは避ければいいんじゃない?それとも撃ち落したりしたほうがいいのかな?
GM:避けるんだね。
弘:避けれる気しねぇな。《竜鱗》。
コギト:いいなぁ!
GM:ミサイルはやばいよ。
コギト:マジで?
GM:ダメージを言おう。もしかしたら何とかなるかも知れないからね。58点。
コギト:なぁにあれぇ。
弘:18点通った。
コギト:すごい!《竜鱗》すごい強いよね。
GM:硬さが想像以上に役に立ってる。
弘:うん。
GM:序盤、人間の時はあんなに苦労したのに。
GM:当たった人は【肉体】を振ってください。吹っ飛ばされる。10m吹っ飛ぶ。そして、それは転落死として扱う。
コギト:それはぁ〜ちょっとなんていうか……命賭けるしかないよな。
GM:【肉体】判定の目標値は7で。振れない数値じゃない。
弘:(コロコロ)うん。いった。
コギト:コギトはねぇ。【肉体】判定なんて絶対いかないよ。え〜と。コレも使うから。
(侵食率を計算中)ダイス増加は……3D!!行くわよぉ!?ってかここまでする必要あんの!?(コロコロ)(コロコロ)
……ここで止まってる。危なかった28!
GM:避けた。
コギト:ふぉうゎ!
GM:君たちの番だ。攻撃するならしてもいい。100mの間合いで。
コギト:100mですね。
GM:《絶対の恐怖》の射程は視界だからね。いけないことはないね。
コギト:いきます?……やめよう。ホントに消滅しちゃう。
弘:100mは無理ッスよ。待機で。
GM:いま、大熊とスパイダーを倒してるよね。あと、このハイウェイキラーとライトニングスピードがいるからね。
ちなみにこのセッション中でこいつらより強い奴はいません。
コギト:そうであってほしいよ!
弘:なんで高校生相手に、こんなに沢山出て来るんだよ。最強の連中が!?(笑)
コギト:最強なのかねぇコイツらは。
GM:最強のグループだ。ランクSスイーパーだからねぇ。
GM:このターンのエンドに、雷が落ちてくるんだね。さっきの光の奴だね。
ライトニングが光となって舞い、空中で直角に反転すると、すぐ後ろに落ち、また光が走り消える。
戦闘している列車車両は半分が鋭利に切断される。
コギト:あぁ?これはマズくね?
弘:うっそぉ〜ん。
GM:次のラウンド移動しないと。移動距離は8mって書いてあるね。この場所を移動しなかった者は脱落する。
弘:ドゥンドゥンドゥン。(ロックマンの死亡音)
コギト:サ・ヨ・ナ・ラ……。
GM:3ラウンド目は移動するね?
コギト:戦闘移動しながら、一応攻撃できなくもない。
GM:その前に向こうの番だね。ハイウェイキラーはチェーンガンを6発撃ってくるんだね。
コギト:6発ってなんですか!?
GM:北斗は蛇腹剣を回転させて《八重垣》を作ると盾のようになり、その中に隠れて、
一応遮蔽を作ってくれるので〈回避〉はできるとしよう。こういうのは、遮蔽物がないと全部当たるとする。
コギト:ヒドイね。
弘:アレ強いの?
コギト:チェーンガンはねぇ。車両がないと装備できないデカイ銃で、最低でも15点は来ると思うよ。最低でもだけど。
弘:目標値は?
GM:めんどくさいから命中は15で一括。
コギト:また微妙なの来たねぇ!
北斗は盾からはみ出た左半身に弾丸を浴び始める。
左肩が削げ、左足が吹っ飛ぶ。
ブレードが1本、2本と砕けていく。
GM:北斗に2発。君たちにも2発ずつかな。
弘:1発成功。(コロコロ)2発成功。(コロコロ)
コギト:避けたよぉ〜。そしてぇ、攻撃するしかないのぉ!?他に誰か攻撃できんの!?
GM:全部受け持ったら体が持たないじゃないの。
コギト:もう持たなくない?持つのコレ!?
GM:「コギト……!死んじゃうんだよ!?」約束はどうするの?
コギト:「………。それはなんとかがんばる」
GM:「また、みんなで一緒に暮らそうよ。そういうお願いは叶えられないの?」
コギト:そこまでか。……それはハードな願いだな(笑)。でも……どうしたらいいだろう。誰か攻撃できる?
「近付いたら斬る……?」
弘:それしかないんだよね。
コギト:でも、近付いてくるのアレ。ミサイルとチェーンガンだよ?
GM:近付いてくるんだね。さっきの手番で50mまで近付いてきている。
コギト:いやいやいや。全然ダメじゃないですか。
GM:ちなみに、切断した車両が向こうに吹っ飛んでいくが、バイクの前のブレードに切断されて吹っ飛んでいくのが見える。
コギト:すごいね。でもさぁ……この……まだ戦闘あるのかなぁ。
GM:まだ、ライトニングスピードがいる。
コギト:いや、それはわかるんだけど。
GM:ここでやっとく?いいよ。やって。
コギト:……任せても大丈夫なものか。それとも……。う〜ん。
弘:そこらへんに銃落ちてないかなぁ。
GM:金沢教授が「任せたまえ!」といいながら男の銃を使って、とりあえずスプレーで作ってくれるね。
でも、君の技能じゃ当たんないんじゃないかな?
コギト:エフェクトも合わないしな。
弘:《オリジン/ヒューマン》は使える。
GM:【感覚】だからな。まあいいや。攻撃しないなら次のラウンドいってみようか。
GM:ハイウェイキラーいよいよ接近してくるんだね。
北斗、蛇腹のアレを伸ばし始める。バイクの車輪に巻き込まれていく。
北斗の蛇腹の2本がハイウェイキラーの車輪に飛び込む。巻き込まれまいと2本の刃が北斗の体を固定。
迫り来る車輪は刃を巻き込まれて火花を上げ始める。
ハイウェイキラーは北斗に向き直ると備え付けのチェーンガンを手に持ち発砲してくる。
GM:ハイウェイキラーは何とかそれを剥がそうとしてくる。攻撃どころじゃねぇぞって顔をしている。
この時、距離20mで支援ができる。
弘:20mでも攻撃できないよね。
GM:うん。できない。じゃあ、見てると北斗の2本の刃は結局砕け散るんだね。
北斗の蛇腹刃2本は砕け散るとホイールに消える。
北斗は刃は残り2本。その一本さらに飛ばす。
それはハイウェイキラーの腕に巻き付き、ハイウェイキラーの体ごと車輪に絡み込む。
北斗は刃をパージ。
という絶叫と共に車輪に巻き込まれ、車両は転倒。
爆発炎上していく。
GM:彼は車輪に巻き込まれていくんだね。
いや、これ、普通に戦っても勝てることは勝てるけど、総数がキツイんだよね。コイツ6回攻撃なんだよ。
コギト:ヒドイわ。
GM:あの、コレ6体なんだよ。車両が5つのユニットでできていて。
コギト:なにそれ?
GM:オーヴァード5人が合体して、それを操る彼なんだ。
コギト:そりゃすごいね。
GM:そして5ラウンド目だね。
光が走る。
北斗の左目尻に筋が走る。
いや頭部自体が割れている。
傷は腹部まで走り北斗はべしゃりと倒れる。
中身が溢れる。
ライトニングスピードが光となって北斗を割ったのだ。
「君たちには申し訳ないがここで終わりだ。」
コギト:どんな正義の味方や。
「君たちが生きていることは社会的には容認できない。残念だが、駆除させてもらうよ」
「まだわからんのかね!君たちが降伏しないのなら、他の人達も犠牲になるかもしれんのだぞ」
GM:と、吠えてるね(笑)。
弘:あぁ。……なるほど。それは自分達が「犠牲にしてやるぞ」ということか。
GM:北斗、そのまま崩れるかと思ったが、最後の蛇腹が割れた体をグルリと巻いて、体を束ねるんだね。
コギト:むぅぅぅ!!……そこまで無理をさせてしまっている!
GM:というわけで、ライトニングスピードとの勝負だ。行動値は70ね。
ライトニングスピード:行動値70
北斗:行動値8
弘:行動値5
コギト:行動値4
コギト:70!?ふざけんなぁ!……って、ちょっと待って、それヤバイんじゃないの?なんか変なことしてくるでしょう!
GM:セットアップに《スピードスター》という行動値を攻撃力に足す技を使うんだね。
コギト:やっぱ来たよぉ!
GM:イニシアチブフェイズに《加速する刻》!そして《ライトスピード》を使って2回攻撃で君たちを殴ってくるぞ!
弘:はい。
コギト:ひっ。
GM:まず、弘に2回。命中値は(コロコロ)低い。25なんだね。
コギト:低いだと。微妙なトコだな。
弘:喰らう。
GM:ダメージはね(コロコロ)……107。
コギト:(笑)
弘:……来たねぇ。
GM:もし、HPを振り切って0になったら、ロイスを切るということで戦闘不能を回復できる。
弘:あ〜じゃあ、2発目はがんばって避けなきゃいけないわけね?
GM:ロイスを切りまくるという手もあるけど。
コギト:戻って来れないね。……ボクみたいに。こりゃマズイ。
弘:(コロコロ)2発目は避けたよ。
GM:2回攻撃が終わった後にライトニングスピードの番だ。そして、コギトに攻撃してくる。
コギト:来なさい!
GM:目標値は(コロコロ)22だ。
コギト:22?そうだねぇ。1発も食らうわけにはイカンのよね。
《錯覚の香り》も使うべきか。ここで2D増えることになんの意味があるのか。
いや、今は3Dか……。いや、いいだろう。《リフレックス/ソラリス》《命の盾》!
(コロコロ)……コレだけ振ってクリットはこれだけか。もったいないけど《妖精の手》使います!
避けました!ロイスよりはましだろう!
GM:そしてさらに《加速する刻U》もう1回攻撃してくるんだね。弘に攻撃してくるよ!目標値は(コロコロ)27。
弘:27ねぇ。(コロコロ)回避は……37!
GM:あ、避けたね。最後の攻撃だね。大体200点ぐらいの攻撃だったね。
弘:ファッキン!
コギト:ファッキ〜ン!
GM:しかも、一回攻撃するごとに140m移動してるんだね。
コギト:届かねぇよ!
弘:そういうことか。
コギト:やっぱコギトがやるしかないよ。
GM:ただ、次のラウンドまたやってくるからね。要するにこのラウンド、相手は一方的に攻撃して去っていったで終わり。
GM:よし、じゃあ次のターン。まず、北斗の様子、かなり悪くなってる。あんまり立てない。動けない。
コギト:おのれぇ〜!
GM:なんとか刀で身を起こして構えてはいるけれどって感じの。
え〜そして、やっぱりスピードの速い彼は襲ってくるんだね。《スタートダッシュ》で一気に間合いを詰めて。
そして……弘に攻撃だ。
弘:いいよぉ?
GM:(コロコロ)目標値は24。
コギト:高いとは言えない、確かに。ここをしのげば可能性はある。
GM:ちょっと変なメイキングなんだよね。
弘:(コロコロ)28〜。
GM:避けたね。で、君たちの中で一番早い奴誰だろうな?北斗はバラバラの体を必死につなぎあわせながら一太刀。
相手は当たって……血を流すよ。
コギト:おや。防御は甘そう?
GM:全然タフではないみたい。そして次だよ。弘は《フルパワーアタック》だっけ?
弘:はい。
GM:じゃあ、コギトだ。
コギト:まだ弘が攻撃してないんだったら……待機だよね、これは。
GM:じゃあ、弘だね。
弘:(コロコロ)命中は44!
コギト:キター!5D!
GM:(コロコロ)〈回避〉は20で。
弘:(コロコロ)ダメージは69。
GM:69喰らうとね。彼は車両から放り出されるんだね。そして「チッ手傷を負った!」と言いながら、追ってこない。
これで相手を撃退した。
コギト:「……ふう」
弘:で、8点回復。
車両はいよいよ渓谷へと突入する。
金沢教授は前方のガラスを蹴破ると、ランチャーを構える。
金沢はランチャーを構え直すと発車。ガスが噴射しながらロケット弾が走る。
スプレー同様にロケット弾は渓谷の橋を再現すると駆け抜けていく。
列車はそれを抜け、抜けると同時に博士は後部ドアからカバンを投げる。
カバンは爆発、橋は崩れ落ち、渓谷下へと落ちていく。
コギト:「すげぇなホント。魔法みたいだ」
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