◆◆◆ ミドルフェイズ 9 ◆◆◆ Revolution!! |
GM:その日の大地たちの食卓の団欒の時である。
君がいつものように北斗のそばに座っていると、入ってきた大地が「うわぁ!?」とビックリする。
一同:(笑)
コギト:コイツの反応は面白いな。
GM:君が「コイツの反応は面白いな」と言ったら、振り返った北斗。「え、なに?君、喋れるの?」
コギト:なに!?「わかるの!?」
GM:「私は北斗。誤解しないでね。普段はあんまり動物に話しかけたりしないの」
GM:「ごめんなさい!動物扱いしてるんじゃなくてね、気が動転してて」
コギト:(笑い続けてる)「ボクはコギト!」
GM:「名前があるのね?すごい!誰がつけたの?自分で考えたの?」
コギト:「誰かわからない!」ふむ。そういえば誰だろう?まあ、それはいいや。
GM:「子供の頃からの夢だったんだ!魔法少女と一緒に付いて来る喋れるパートナーが欲しいって」
コギト:(笑)
GM:「ねえ、どういう風に考えたらいいの?その……設定とか、あるんだよね?」
コギト:設定?(笑)「せ……設定!?」グラグラグラ。「うわぁぁぁ!?」(←混乱中)
弘:アイデンティティの崩壊にもつながる自己崩壊。
GM:君はこの瞬間に覚醒したわけだ。
コギト:おお!
GM:覚醒表だな。でも、この状況で見たほうがいいかな。
コギト:そうすると今から……。
GM:そうだね。今から侵食率が増える。
コギト:ぅえ〜。
GM:でも、元々ウイルスの君には自分が……僅かな期間しか安定しないんだよ。
ここからここまで(侵食率表の0から100までを示す)が自分で、過ぎたらもう自分ではない。
弘:お〜。
GM:君は、そうだな……覚醒は「生誕」だもんね。
コギト:衝動は「解放」だ!
GM:経験はなんだろな。
コギト:経験?なんだかわからないな。
GM:「一家団欒」にしとく?
コギト:へ〜。まあ、それでもいいかな。ん?「幸せな一時」?
GM:っていうのがある。経験表で。
コギト:ほ〜。
GM:邂逅表か。北斗でも誰でもいいし、クラウドだっていいくらいだ。
コギト:クラウドも最初から初期ロイスに入ってるし。
GM:え〜そうだな。「家族」でもいいのかも知れないな。
弘:おお、勝手に家族になりましたか。
GM:まあ、家族と認識してればいいんじゃないかな。
コギト:「ほっほっほ。お兄ちゃんと呼びなさい」
GM:お兄ちゃん?……というわけで、食卓の光景は一変する。ちゃぶ台を囲む二人と一匹。
ちゃんとコギトの膳も用意されている。
コギト:「わぁい!マジで?」
GM:大地はコギトを凝視している。泣き出しそうな顔で「お姉ちゃぁん!!」と言う。
コギト:(笑)
GM:「こらこら、大地君。そんな大きな声を出したらコギトさんに失礼ですよ?」
GM:「だってコイツ動物じゃない!」
「銀河系では知的生物、もしくは高度人工知能に対しては人権が認められてるんですよ」と北斗は言うね。
コギト:「マジで?マジで?」設定が色々追加されている!?
GM:しゃけ……味噌汁……納豆……生卵……沢庵……白米……そんなもんが出てくるぞ。
コギト:ジー。(凝視)
GM:情報獲得してみる?
コギト:「コレは初めて見るものだな」(コロコロ)え〜と15だね。
GM:まあ、大した情報はまったくない。そういう物だとしかね。
ただ、食べた時に大地から情報が吹き出したね。それが手に入った。
コギト:「ふむ!」
「こいつ食べた。でも表情がまるで変わらない。」
「こいつさっきから俺のことじっと見てるよぅ」
GM:という情報が手に入るね。
コギト:「んめぇ〜」
GM:「……んめぇ」その言葉がすごく耳に残るんだね。
コギト:「チクワチクワ!」
GM:「んめぇ〜」
GM:はい、というわけで、この時コギトは爆誕した。
コギト:爆誕!(笑)
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