(無痛無汗症……現在の医学では解明されておらず、有効な治療法も見つかっていない。)

ＧＭ：家に着いたときのことだけど、靴を脱いだ時に彼女の表情が変わる。画鋲が入ってるんだね。

コギト：お。



家に帰った北斗が靴を脱ぐと靴の中に画ビョウが入っていた。画ビョウは大きくイタズラにしては度が過ぎていた。
北斗は慌て自分の足を確認する。足には画ビョウの数だけ穴が空いていた。
深い穴のようだが血が出ている様子はない。


コギト：はい？



北斗は指でいじって暫くは痛みが無いのを確認すると、消毒してバンドエイドを貼る。


ＧＭ：ポロポロと物質が出ている。青い色をしている。

コギト：これはさすがにブルーということかな？（コロコロ）ん〜。あんまり高くないけど、12だ。



こんなに深い傷なのに血が出ないなんて……どうしてなの？
なんか心配……。
怖いな……。


コギト：ふぅむ……確かに変だね。

ＧＭ：うん。

コギト：ポン。（慰めてるらしい）

ＧＭ：で、君にもわかる。もしかしたらちょっと変な蘇生になってる可能性もあるな。
北斗の願いは「生きたい」ではなく「死にたくない」だからな。

コギト：なんか間違えたか。うむぅ。

ＧＭ：そもそも自分は意図を持って反応したわけではなく、反応してしまう物質だから仕方がないんだよ。

コギト：そういやそうかも知れない。そろそろ認識されてる気もするけど。

ＧＭ：始まるなあれが。イベントが。

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