ガープスサイバーパンク ガーディアン・オブ・アグノシア4
〜10年前/上海〜
二つのギャンググループの抗争が起こった。
昔ながらの古くさい義侠心を掲げた上海マフィアと、利権に群がる東洋のハイエ
ナ・日本のヤクザとの戦い。
血で血を洗う戦いは、熾烈を極め、街は硝煙に包まれた。
その戦いは関係者から
親類縁者に及ぶまで命を奪い合った。
そしてその一つの組織が消え去った。
GM「今回は参加者多いね」
―ぞろぞろと集まる一同。
参加者の多いガーディアンオブアグノシアの面子だが
、少数のゲリラプレイが多く一同が顔を会わせることはあまり多くない。
GM「…こんな人数に対応できるかなぁ。じゃまぁ自己紹介してください。」
マサ(以後:ニコ)「ニコ・ロドリゲス!(凄ぇ気合い入ってる!)」
ひろちん(以後:コシロー)「俺!コシロー!(挙手!シュタ!)」
レサ夫(以後:シュウ)「みんなの師匠。シュウ・タイホウだ!」
内藤氏(以後:スズ)「え〜?スズ。これでいい(ヤル気無し)」
ロバ氏(以後:ペッツ)「……ペッツ」
GM「みんなぁ…自己紹介になってないよぉ〜」
―というわけでキャラクターの紹介をば補足します。
★組織
『ガーディアン・オブ・アグノシア』
人口都市アグノシアで起こる犯罪を解決するために結成された秘密組織。
政府運
営でありながらも非公式であり、およそ権力の恩恵には預かれないという悲遇の
組織。
まぁ…もっとも公僕と自覚している人は皆無。
正義感と善意に頼り丸投げの政府と、スラムのギャングと見分けのつかない自治
警察の構図である。
★PC:マサ
『ニコ』
妹を臓器屋に拐われた移民青年。妹を探すために正義のヒーローグループに入る
。
一部サイボーグ化しているもののほとんど生身のためにあまり強くない。
最近さらに新装備を追加。
ニコ「俺は内蔵武器をつけました!腕にパイルバンカー!俺の格闘技と合わせれ
ば凄くねぇ」
シュウ「ニコは“たんぱく質”だからな(柔らかいの意)。もっとやるべきこと
があるんじゃあないのか?」
ニコ「師匠!俺の死にスキル“マーシャルアーツ”を生かしたいんです!」
★PC:ひろちん
『コシロー』
企業スパイから情報屋まで幅広く活躍する「サイバー忍者」。
ヒーローグループ
にいるのはスリルと正義感…あとちょっと退屈していたからだけ。
サイバーパンク世界よりさらに未来装備を持っているんで、生身なのに強い。
ライトセイバーが武器。
コシロー「新装備無し。手裏剣買っとこう。」
★PC:レサ夫
『シュウ・タイホウ』
中華武侠全身サイボーグ。
生前はチャイニーズマフィアだったが、死後は公共物
となり、極秘任務を受ける。
尚、慈善家で路上の正義を気取るのは当人の趣味。
師匠ぶると一人称は『私』、気を抜くと『俺』。
使用ルールはガープス・サイオニクス。未来予知の力を借りて弾丸を刀で受け、
電気信号を加速して反応速度を上げるサイキッカー。
その拳は対戦車ライフルと
並び、振るう刀は凌駕する。
GM「今日はシュウさんメインのシナリオだよ!」
シュウ「え?…まじで。」
GM「嬉しくないの」
シュウ「いや…嬉しいけど、ほら俺脇役だから、映えるかなぁ…」
ニコ「いや心配ないッスよ!(笑)」
コシロー「いや期待しちゃうな!(笑)」
スズ「お前自分が思ってるほど普通の人じゃないから♪」
シュウ「おまっ!?言いたい放題いいやがって。」
★PC:ないとー氏
『スズ』
優良クローン人間3世。
第三次世界大戦で活躍した強化人間だが、現在はただの
ドーピングマン。
組織加入の前は警察官だったが、その時から既に倫理観には相
当問題あり。
使用ルールはガープスマーシャルアーツ(武神降臨)。
その手から放たれる電磁
発勁はサイボーグを瞬間的に破壊する。
シュウ「元テロ警官。カオスの代名詞みたいなヤツだ。倫理観とかヤヴァイ!」
スズ「勝手に説明すんなよ。俺だって常識ぐらいあるよ?」
ニコ「(苦笑)」
コシロー「(苦笑)」
ペッツ「(苦笑)」
…
……
スズ「なぁ?」
コシロー「俺は好きだよ!」
シュウ「答えになってねぇし。」
★PC:ロバ氏
『ペッツ』
四肢不全の天才ハッカー。
容貌は“みのむし”のようであり“ハロー♪アイアン
メイデンからこんにちわ”のようである。
必要スキルはチップスロットを使った擬似スキルに依存。
脳を増量スーパーコン
ピューターと直結して戦う。
肉体戦闘はサイボーグやアンドロイドをハッキング
して戦う。
アップルパイが中毒的に好き。
ペッツ「アップルパイが好きだよ」
―一同(笑)―
ニコ「どういう自己紹介だよ(笑)」
シュウ「まぁ大切なことは分かったかな(苦笑)」
GM「そして今回は新たにもう一人います。さぁどうぞタカタン」
タカタン「いやぁ私はガープス初めてですからね。良く分からないからヨロシク
お願いします。」
シュウ「まぁガープスって言ってもかなり適当だから。」
コシロー「うん。まぁ大丈夫だよ。俺も自分の事しかわからない(笑)」
タカタン「それでは―
私のキャラクターは完全全身サイボーグの“アイザック”です。
大型の大口径レーザーを複数装備し、毎ターン各砲門から射撃します。回避は固
さだよりです。
外見はもう完全にメカ。」
GM「固いのも凄いけど受動防御が高いから。当たっても攻撃を弾くかもね」
タカタン(以後アイザック)「〜だそうです」
GM「さて君は武装サイボーグの傭兵で現在は華橋のヤクザに雇われている。
やっぱり君は武装サイボーグだけあって金がかかる。パトロンや安定した収入が
無いと機能を維持できない。そういうわけで、君は雇われているわけだ。」
アイザック「GM。傭兵は俺一人ッすか?」
GM「強いのは君一人。あとは貧弱な装備をしたオモチャみたいなサイボーグ。
」
アイザック「あの…俺強いんですか?」
皆、覗き込む。
GM「強いんじゃない?」
ニコ「レーザーが避け不能になってる。威力も桁違いになってるから…強い。レ
ーザーはサイボーグにやたらと効くから。」
コシロー「俺、わかんね(笑)」
シュウ「受動防御が高い。装甲がかってに弾いてくれる幸運のような値だが、これが高い。
相手の攻撃なんかは気にしなくてもいいんじゃないかな?
マシンガンとか勝手に弾くよ。」
ニコ「対戦車ライフルも?」
シュウ「対戦車ライフルも。」
ニコ「ぎょっ!?」
アイザック「HAHAHA!片ッ端カラ挽キ肉にシテヤルゼ!(笑)」
「豹変したよ(笑)」
「いやタカタンっぽい!(笑)」
GM「というわけでセッション開始です。」
シュウ「…華橋ヤクザ?
―知り合いか?」
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