サイドA 【バトル・黒騎士との戦い】


シーンPC 若き族長アルテイ





GM:インダストリアに向かう救援の軍勢が急遽用意される。部族の人々のほぼ全てが始めての遠征となる。君の仲間はアルテイにコニー・キヌバという感じか。キヌバは斥候に行った。

アルテイ:前線に出るぜ。俺がフォワード。部隊は騎馬隊と装甲兵。ウルス族の部族編成じゃない。最新式の兵装を資金で買った。

GM:これは金床と槌という陣形なんで史実的にも存在するんじゃないの。

アルテイ:「今は馬の時代だ! 全軍突撃。インダストリアを目指せ」


GM:斥候に向かったキヌバ隊は敵との遭遇を報告する。森の入り口にバストラール軍がいるようだ。旗印が確認できるのはガレス。

アルテイ:「黒騎士ガレスかぁ!! 姉さんの仇だ」と皆に指示を出す「バストラール軍へ突撃!!」

GM:ここで戦う二人はガレスとジェームスの軍勢だ。数は多くない。機先を制すための少数部隊なのだろう。それでも今の君達には自分達よりも多い兵力との激突となる。

アルテイ:「訓練どおりにやればできる! ウルスムツベ!」(兵士が声を揃えて)「ウルスムツベ」とここで騎馬突撃を宣言する。「突撃!」命中(コロコロ)17。

GM:ガレス部隊への攻撃は、ジェームスがカバーリングする。

アルテイ:ダメージは48点。

GM: 12点通った。これによって士気が1低下する。勿論攻撃したアルテイの騎馬隊も士気が1低下する。ジェームスの行動は士気回復を宣言する。

アルテイ:え……そんだけ?

GM:続いてガレスの攻撃。命中が14。じゃあアルテイに攻撃。

アルテイ:それはほとんど避けた目だ。(コロコロ)19! 回避

GM:さらにイニシアチブで<治癒の印>で回復だ。


アルテイ:このままじゃ相手を倒せないじゃないか。偉業技を使う!「こいつを倒さないと、切り抜けられない!」と言ってガレスに攻撃。バァっと馬から飛び降りで槍を突く。<疾風刃の印>に<閃光刃の印>偉業技だ。命中(コロコロ)22だ。

GM:ガレスは回避できない。ジェームスはカバーリングしようとして、制止される。「お前は手傷を負っている」

アルテイ:シナリオ1回の技を使うぞ! 天運を4つ使う。82点だ!

GM:かなりのダメージを与えた。でも13点残っている。

アルテイ:ええぇ! そうかぁ考えてみると兵士装備しただけで、基本HP80ぐらいになってしまうんだ。装甲あったら倒せないじゃないか。

GM:ジェームスの番は<治癒の印>で回復をガレス王子に。(コロコロ)20点回復。

アルテイ:それ! ダメ!(泣笑)ハマった! 詰んだだろ!? このままじゃ勝ち目が無い。一騎打ちを申し込んでいいかな?

GM:そうだね。本来ガレスは一騎打ちなど受ける筈が無い男だった。彼にとって戦とは狩りの延長線上にあったのだから。

アルテイ:「黒騎士ガレス! 父の仇! 一騎打ちだ! わが父ガイウスの仇。息子アルテイが取る!」

GM:しかし、父の名を聞き、アルテイの名を聞いた時、ガレス胸にあの時の苦い思いが蘇る。「黒騎士ガレス! 参るぞ!」と叫ぶ。息子とは名乗らない。ジェームスは動揺。「アルテイの腕は確かなものです!?」ガレスは心配する部下達に言う。「過ちを多く犯してきた。これもそうかもしれないが、俺はもう過ちをおかしたくない」

アルテイ:「行くぞ!」俺はガレスが弟とは知らずに一騎向かっていく!


黒騎士ガレス 一騎打ち



GM:では一騎打ちだ。二人の騎馬が向かい合う!行動順はそちらから。

アルテイ:よし!「ウルスムツベ!」鋭い槍を突き出す。(コロコロ)命中30。

GM:いままで一番鋭い突きだ。ガレスには避けようもない。命中する。

アルテイ:ダメージは26点。そして出血。


GM:先ほどの傷がある。傷がさらに深まった。重症である。続いてガレスの攻撃。マイナーアクションで出血を止め。斧を振り下ろす。命中が16。じゃあアルテイに攻撃。

アルテイ:これは十分避ける目だな。18。

GM:ここで<妨害の印>回避に-3取っておいた。切り札だ。

アルテイ:おおお! まさかガレスがルーラーだったとは!? その技が無いと思わせるために仕込んでいたんだ!? それじゃ回避できない。

GM:ダメージステップで<増幅の印>。ダメージは(コロコロ)26点
アルテイ:装甲が5点だから21点食らった。これはマズイ。もうMPも無いんだよ


アルテイ:これが最後の技だ!「ウルスムツベ!」(コロコロ)命中26。

GM:ガレスは勿論回避できない。

アルテイ:ダメージは(コロコロ)は!? 22点? 低い!  今回最低じゃ……

GM:ダメージに出血を合わせても、ガレスはギリギリ生きているよ。

アルテイ:うわぁあああ!! 足りない! 足りないよ!?

GM:ガレスにしてみれば最後のチャンスなのかな。マイナーアクション<振り下ろし>を宣言し、斧の重量分ダメージをアップして攻撃。斧を振り下ろす。命中が15。

アルテイ:これは大丈夫だろ(コロコロ)17。あれ……マズイ! このパターンは!

GM:<妨害の印>を発動! ガレスは捕らえた。<増幅の印>でダメージは31点だけど……

アルテイ:だめだ! やられたっ!?振り切った。これは……戦闘不能?!

(シルヴァナ):ここでコニーで援護していい ?!コニーならアルテイがやられるのを見過ごしたりしないんじゃないかな。

アルテイ:もうプライドもへったくれもない戦いになる。だけど負けるわけにはいかない戦いなんだよ。


GM:わかった。それでもいいよ。では馬で身を乗り出すコニー。アルテイの危機を彼はどうしても見過ごせ無かった。カバーリングしたコニーはその斧を受けてしまう。

アルテイ:「手を出すな! コニー!」と言うしかない(苦笑)。ええぃ!ここは勝つんだ。集中しろ!(コロコロ)命中は20だ!


GM:ガレスは当然回避できない。既に出血で気絶確定のガレス「き、汚いぞ……アルテイ」

アルテイ:ダメージは22点。

GM:そして……これで決着がついた。

アルテイ:「煩い……俺は、負けるわけには……いかないんだ。こうでもしないと勝てないんだ!! このまま突破するぞ!」


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