ペッツ
PC:ロバ氏 画：ムンタロ
「いいんだ。始めからこうなることはわかっててついてきたの…」
遺棄された地下坑道で一人暮らしている天才ハッカーで、スーパーコンピュータ
ーと介護アンドロイドと暮らしている。
年齢は推定10代前半。
暗い瞳の根暗そうな少年である。
その容姿は工学者アクロス博士の発想“余分な器官は切除よ”という歪んだ美意
識の元、『手も足もない達磨!?さらに脳を増量改造をした』という、台無しのフ
ォルムになった。
★なお、アクロスは彼の学生時代の家庭教師であり（アクロス自身も当時は大学
生）、当時から四肢不全の彼にハッキングのイロハを教えた。後に博士の開発し
た義体のモニターをすることになる。
ハッキングをビジネスにはしておらず、ハッキングは単純に生きるための手段で
ある。その為一般の顧客とは取り引きはしていない。一部の例外は彼の個人的な
友人のみであり、友人の頼みならば渋々ながら引き受ける。
肉体的には残された感覚味覚に対する執着が強く、その感覚の優先度は高い。
中でもアップルパイが好きで一種の中毒でもあるが、一説によると彼がまだ普通
の少年であった時の幸せな思い出がアップルパイにはあるからでもあるらしい。
今の彼は情緒的にも欠落が見られ、その記憶もあやふやになりつつあるのだが…
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