道具一覧

以下はアイテムの一覧です基本的にはアイテムはロールプレイに必要となり、それが具体的にどのような効果があるかという点は明記されていません。それをどのようにして使うかは自由です。

アイテムの制限ルール

以下は選択ルールです。無理にはすすめませんが、キャラクターが無限にアイテムを持ちすぎる場合、またはアイテムを買うことへの興味が無い場合などは使うと意味があるかもしれません。 アイテムを持つ場合は制限がないと無尽蔵に持つキャラクターが現れるでしょう。それを予防するために、アイテムには制限数を設けます。 この制限数は絶対ではありません。指輪のようなものは常に装備しているでしょうし、小さなものならばスペースをとりません。剣などは腰に下げられるものなので含まれない場合もあります。そういうものは省いてください。
・ 袋類を何も持っていない場合、3つまではどこかに持っておくことができます。
・ 小袋をもつている場合 +4さらにアイテムをもてます。つまりは7つはもてるということです。
・ 背負い袋をもっている場合は +5つアイテムをもてます。
・ ポーチを持っている場合は +3つアイテムをもてます。

背負い袋  価格:銀貨50枚
 リュックサックのように背負う形の荷物袋です。両手がふさがることはありません。背中の中の荷物は簡単には取り出せません。戦闘中に装備することはできないでしょう。アイテムの最大許容量を+5アップします。

小袋    価格:銀貨5枚
 荷物を運ぶ時に使われる最も簡素な袋です。この袋は荷物を運ぶ時に使われることが常です。馬に荷物を載せたりする場合はこれでかまわないでしょう。手で持つにはやや不便かもしれません。アイテムの最大許容量を+4アップします。

手提げ袋  価格:銀貨15枚
   手に提げるための袋で口を紐が回してあり、引っ張ることで口が閉じます。意外と丈夫で放り投げたりしても簡単には破けることはありません。先頭が始まったら投げ捨て武器を装備なんてことも便利です。なお投げ捨てるという動作にはSPがかかりません。 アイテムの最大許容量を+4.アップします。

ウエストポーチ  価格:銀貨15枚
 腰に装備するポーチで運動の邪魔にもならず、取り出しやすいので便利です。あまり大きな荷物は入りませんが小さなものならば、戦闘中にもここから使用できます。アイテムの最大許容量を+3アップします。

水袋  価格:銀貨20枚
 旅をする場合の必需品と言ってもいいでしょう。およそ2?の水が入ります。袋は皮製で、動物の内臓かなんかで作り、外側を革や金属で覆うだとかという作りをしています。

マント   価格:銀貨40枚より
 防寒効果もありますので、寒い夜は包まって休むといいでしょう。マントって派手ですよね。権力者や騎士以外はこれを装備するのは眼だって仕方ありませんが、ある程度の身分になったら目立たないことには指揮もおぼつきません。騎士ぐらいになったら装備を考え、隊長格ならば装備を検討しましょう。

毛布  価格:銀貨50枚
 毛布ぐらいはもっていかないと夜の寒さに体を冷やしてしまうかもしれません。大きめでかさばるのでグルグルまきにして下げておかなくてはなりませんが、必需品でしょう。

テント  価格:銀貨300枚 → 金貨3枚
 防寒効果もあり生活空間としてはなかなかのものをもっています。5人程度まで一度に入れますので、パーティ1つ分程度と考えることができるでしょう。中で火をたいても焦げず、保熱しつつも換気もOKという優れものです。ただ、表の視界が極端に悪いので、襲撃に苦しむことになるのでは?

食器類  価格:銀貨15枚
 食事を取るときに使われる金属製の食器で、きわめて普通の品です。フォークやナイフなどと底の深い食器皿が2枚程度という最低限の場合の価格です。この程度はもっておかないと、野外活動はできないでしょう。

調理道具  価格:銀貨50枚
 鍋やフライパン、飯盒のようなものです。小型のものはそのまま食器にしてしまうという人も少なくないはずです。これは冒険に使われるものなので基本的には小型ですが、場合によってはもっと大型と選択しても構いません。

たいまつ  価格:銀貨5枚
 一つにつき2時間燃えるたいまつです。6個一組になって販売しています。たいまつの有利な点は投げ捨てても簡単には消えないということです。熟練者にはいまさらでしょうが、そのために戦闘中に投げ捨てたりしても明かりとしてしばらく燃え続けます。

ランタン  価格:銀貨40枚
 油1/4?で6時間燃えます。明かりは戸を閉めれば隠すこともでき、周囲を塞ぎ一方を開ければカンテラのように方向を指定することもできます。投げ捨てた場合は割れてしまいます。ガラスではなくセキエイの一種を使っていますので破損も早いのが玉に瑕です。

火口箱  価格:銀貨20枚
 火打石だのの着火材です。湿らせないように専用の箱が付いています。たいてい火種となるものも一緒についています。防水の箱の為に水の中に落としても大丈夫です。

油1?  価格:銀貨5枚
 油です。どう使うかは自由です。調理に使ってもよし、相手を転倒させるのに使ってもよし、火をつけるのもよしです。どんなふうに使えるか考えてみてください。

地域地図  価格:銀貨100枚 → 金貨1枚
 その地方の大体の地図となっています。移動の際に参考となります。野外判定を行った場合+2のボーナスを得られます。 世界は広いためにいまだ統一地図というものは書かれていません。

羅針盤  価格:銀貨100枚 → 金貨1枚
 羅針盤の誕生には速すぎるのですが、コンパスがすでに存在しています。世が世なれば人々は海を越えて次々と旅立つでしょうに、そうはなりません。野外判定を行った場合+2のボーナスを得られます。

ロープ20m  価格:銀貨10枚
丈夫なロープです。20mの長さがあります。縛ってもよし、ぶらさがってもよし、何かを固定するのもよしです。これを投げ縄状態にすれば、投げ縄として鞭扱いできます。絡みつきはSP+3で器用判定で行えます。

くさび・10本  価格:銀貨20枚
 戸がつまらないようにとめておくだの、何かに打ち込んで固定しておくだの使い方は様々です。何か投げつけたいのに手元にアイテムがないために度々くさびを放らなくてはならないなんてことがよくありました。

作業用ハンマー  価格:銀貨10枚
 くさびを打つために使う程度の小型ハンマーです。このハンマーは棍棒としては扱いません。殴った場合は単純な打撃武器として扱いますので、受けができる拳ダメージ武器程度と考えてください。

手鏡  価格:銀貨100枚 → 金貨1枚
 手鏡。なんのために使うかは考えてください。光を反射させて合図を送るとか、身だしなみを整えるとか、通路のカドから通りそっと覗き見るとか、鍵穴を間接的に覗くなどもできますね。鍵穴から毒針なんてもので失明したくはないでしょう?

羊皮紙  価格:銀貨10枚
 開始時代は一般的に羊皮紙が使われています。羊皮紙は羊の皮なので決して多くありません。そのため価格もあまり安いとはいえません。  文明がもう少し進むと、紙が作られます。これはシナリオの開始時間によっては発明されているかもしれません。

羽ペン/インク  価格:銀貨5枚
 文字を書いておくために使われるものです。基本的に何枚書くことができるなどとは考えなくてもいいでしょうが、時間がたつにつれて消耗品として扱ってください。

シーフキット  価格:銀貨100枚 → 金貨1枚
 シーフ用ツールだとか、キーピックだとかという類のもので、ここにある主なものは鍵開けに使われるものに限られます。登攀に必要なカギ爪などは入っていません。カギ開けは基本的にはご法度ですが、裏ではこのようなものが流通しています。

楽器各種  価格:銀貨100枚 → 金貨1枚
 竪琴やリュートなど楽器各種があります。楽器によって値段はまちまちです。吟遊詩人などが歌を歌う場合に必要となるでしょう。基本的には中世の楽器が主ですが、時代的なことはそうあまり考えなくてもいいでしょう。

傷薬  価格:銀貨50枚
 キズを受けた場合、患部に張って使用します。1日に人は1D6点回復しますが、この薬を使った場合、さらに2D6点回復します。一度に何度も使っても効果はありません。使った場合なくなってしまいます。  このゲームにおける一般的な回復アイテムはこの程度です。

解毒剤  価格:銀貨50枚
 毒を受けた対象に使います。この薬を使えばもう一度生命判定ができるというだけです。毒は生命判定に成功しない場合、抵抗できません。この薬を使った場合、生命力に+1D6のボーナスを得ます。

解熱剤  価格:銀貨50枚
 病気となった対象に使います。この薬を使えばもう一度生命判定ができるというだけです。病気は生命判定に成功しない場合、抵抗できません。この薬を使った場合、生命力に+1D6のボーナスを得ます。

荷馬  価格:銀貨1500枚 → 金貨15枚
 荷物を運ぶための馬で、戦闘や混乱した状況には対応できず度々混乱してしまうでしょう。大規模な商隊などはこれをつれていく必要があります。放っておいてもどこかで草をはんでいて、自分から逃げ出すことはありません。

乗用馬  価格:銀貨5000枚 → 金貨50枚
 人を乗せることになれた馬で、長く一緒にいた場合はある程度の意思疎通が図れ、信頼関係も生まれます。長いたびになる場合は必要になるでしょう。危険な状況にさらされない限り混乱しません。主人が宥めればあまり文句もいわないでしょう。
 移動にSPは馬がはらってくれます。その場合、馬は1ラウンドに行動SP1D10で移動SP3で一回の移動につき10ヘクスまで移動可能です。

軍馬  価格:銀貨10000枚 → 金貨100枚
 戦闘の訓練を受けた馬です。人を乗せるのみならず戦うことにも特化しています。騎士などには必須です。危険な状況にさらされても混乱せず、逃げ出したりしません。不服を態度でしめすことはほとんど無く、訓練されています。  移動にSPは馬がはらってくれます。その場合、馬は1ラウンドに行動SP1D10+10で移動SP3で一回の移動につき10ヘクスまで移動可能です。ちゃんと馬がメイキングされているならばその馬は高価な馬でしょう。

ロバ  価格:銀貨800枚 → 金貨8枚
 荷物を運ばせるのに使う動物で、あまり体力は無く、人が乗るようなものではありません。何か危険にさらされた場合、すぐさま混乱をきたしてしまうでしょう。不服は態度でしめし、怠ける時は全力で怠けます。  無理をすればロバにも乗れます。移動にSPはロバがはらってくれます。その場合、ロバは1ラウンドに行動SP1D10で移動SP3で一回の移動につき1ヘクスまで移動可能です。

保存食一食  価格:銀貨7より 10枚だとおいしい
 食事一回の保存食です。ビスケットや干し肉がメインでしょう。基本的にはこれを嬉々として食べる人はいないでしょう。土地によってはこれにチーズがついたり、高カロリー馬乳酒なんかがついたりします。


生活費
都市での生活にかかる費用についても乗せておきます。一般的な生活と暮らし向きについてもふれておきますので、ロールプレイの参考にしてください。もちろんこれよりサービスの悪いものや、価格の安いものもあるでしょう。くらし向きと文化レベルは土地によってずいぶんと違いがあります。

食事一食  価格:銀貨3枚
 パンにポトフのようなスープなどの食事が基本です。ある程度金を出すのならば、豚肉やチキンなどがついてきます。  調味料は多くありません。ミルクをなんでもいれようとする主人がいたり、とにかくニンニクをいれまくる地方があったりします。 冒険者達の食事はおそらくある程度豪華なものでしょう。ひたすら保存食三昧の冒険者たちがたまに帰ってきては人間らしい食事をするのだから当然です。最低の価格の食事を頼み続ける冒険者などよっぽど儲かっていないのでしょう。

ワイン  価格:銀貨2枚
 もっとも価格の安いワインは庶民でも手が出ます。越してあるために不純物は無く、貴族や領主などが飲みます。

エール  価格:銀貨1枚
 たいていは樽に入っているものをジョッキで掬って出します。にごりものがあったり、いろいろと混じっていますが、それがこの時代の基本です。庶民の多くがこれを楽しんでいます。

宿屋一泊・大部屋に雑魚寝  価格:銀貨15枚
 一般的な宿屋に宿泊する場合の価格です。この値段には食費が含まれません。この価格は代人数が適当に泊まる木賃宿で、用意された布団の類はそこまで衛生的なものではありませんし、のみなどの問題もあるでしょう。
・ 一週間泊まった場合は、もう少しまけてくれます。価格は銀貨100枚 → 金貨1枚
・ 一ヶ月泊まった場合はさらにまけてくれます。価格は銀貨200枚 → 金貨2枚
→ これは行商などが雨や川の氾濫で動きをとめられたときの処置です。

宿屋一泊・個室  価格:銀貨30枚
 一般的な宿屋の価格です。個室を貸しきっています。個室には一人または二人とまれます。価格は一室の価格です。この価格の場合、最低限の調度品だけがあります。ベットと空っぽの棚。椅子とテーブルなどです。固定式のランタンがあり、夕方には火をつけてくれます。
・ 一週間泊まった場合は、もう少しまけてくれます。銀貨150枚 →金貨1枚と銀貨50枚。
・ 一ヶ月泊まった場合はさらにまけてくれます。銀貨300枚 →金貨3枚。

生活費
生活に必要となる費用です。もちろん階級と職業によって費用はかかります。仕事もちは普通判定せず、収入が入ったときのみ判定します。分不相応なせいかつをしている場合のみマスターから費用を請求するべきでしょう。
・ 一般人は生活に銀貨10枚必要です。

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