
ベルオン
王の盾
このキャンペーンのドワーフ感を代表する存在こそベルオンです。
非常に暴力的で尊大。脳ミソを使うことはあまりありません。
「コイツ何をいっておる」「さっぱりわからん」等、馬鹿にされていても、言葉の意味も理解できません。
オークが高貴な生き物であるのに対して、ベルオンを始めとしたドワーフは非常に野蛮として表現されます。
ベルオンの凶暴さを見せる逸話です。
街角で買い物をしていた少女からチンピラが、カツアゲしている時のことです。
「お前いくら持っている?」「よこせ!」「殺すぞ?!」とすごむチンピラ。怯える少女。
それを助けたに入るベルオン。
「お前いくら持っている?」「よこせ!」「殺すぞ?!」とすごむベルオン。怯えるチンピラ。
カツアゲしたお金を「あげる」と少女に上げるところなど、優しさを見せます。
(「いい人だった」とはベルオンに助けられた少女の感想です。)
さて蛮行の目立つベルオンですか、正義の為に熱くたぎる漢でもあります。人間のよき仲間として、同じ世界を生きる仲間として幾多の戦いに共に戦い、苦楽を共にしていきます。
確かに多少頭の軽いベルオンですが、その人間性は信頼でき、そして大変に頼りになるドワーフです。
注意しなければならないのは、回りくどい言い回しをしてもわからないこと、一歩立てないと不機嫌になりかねないことです。
ベルオンは自分の名前を名乗りません。
「ただのドワーフでいい」と名乗るベルオンは、ドワーフの代表なのです。
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