アコライトのマルコ

マルコェ

流浪流転の逆転人生

不幸の掃き溜め少年・アコライトのマルコは自分の不幸すら知らないというかわいそうな少年。
ある時国王の死を悼む人柱に選ばれた彼は、それがどういう名誉な仕事かも知らずに、初めての王都への旅行に出ます。
しかし、彼にとって幸か不幸か、供物の馬車を礼物と誤解した賊徒の襲撃を受け拉致されます。

流浪流転のめまぐるしい冒険活劇の中で、彼は王国の正義がちょっと怪しいことに気がつき、この世は聖書ほど甘くはないということを理解します。
冷酷非常・血の通わぬ王国の騎士団の暴虐と勝つために手段を選ばない残虐なアウトローたちの対決に板ばさみされるという数奇な運命を背負います。

アウトローは悪であるのか?
彼の出した答えは「NO」でした。神の名前も知らない人々にとって生きることのみが正義なのですから。
では彼らが正しいかといえばこれまた「NO」
どう考えても正しいことではありませんからね。でもなんかこの生活に楽しくなったマルコはその後も彼らと同行します。

教会出身の彼は、文字が読めるという強力な武器があります。
また教会の基本的な神学知識はマスターしているので、それらは大きな武器となります。
アウトローでこの能力を保有しているものは少ないですし、一見カタギというのも大きな武器になります。
外見どおり戦闘能力は皆無ながら、その能力の有効性から、レギュラーとなり、意外と発言権も強いマスコットなのが彼なのです。


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