ガープスサイバーパンク ガーディアン・オブ・アグノシア3

GM「シュウと一同が訪れた現場は噴煙が上がり、辺りでは爆発が響いている。
凶悪なサイボーグが銃を乱射している姿が見える。追いたてられているのは移民 か住人かの誰かだ。」

コシロー「またかよ。マジガッカリ!」


GM「というわけで本日最後の戦い。ファイナルバトルです」

コシロー「え?あいつらがリオの仇とか?」

GM「ぜんぜん」

コシロー「悪の組織のボス?名前のある奴?」

GM「違います。何処にでもいるただの武装サイボーグ。何処にでもいる暴力。 」

ニコ「…ちくしょう。またあの手の奴等か。なんだこの街は!?」



GM「今回の相手は軽装のサイボーグが2体。重武装サイボーグが3体だ。
軽装の武器は鉤爪と改造されまくった脚。思ったより筋力ありそう。白兵系な感 じ。
重武装サイボーグはバーナーガンと対戦車ライフル。肩には手流弾がぶら下がっ ている。
配分は任せた。ちなみにシュウさんは沢山のサイボーグと戦っている。」


コシロー「じゃあの軽装のヤツ2匹は俺〜!」

ニコ「…武装サイボーグ3体は無理ッス」

コシロー「じゃ、武装サイボーグ1体もやる〜♪」



《戦闘開始!》

GM「まず行動順ね。一番早いのは―
軽装サイボーグ。続いてコシロー→ニコ→武装サイボーグかな。」

コシロー「俺より早いの?悔し!」

GM「軽装サイボーグは駆け寄って“ひきちぎり”体力判定だけで相手の部位を 奪う攻撃だ。わずか2点のダメージを受けるだけで、部位は折れる。」

コシロー「体力判定!?俺無理!人だもの」

GM「選択部位は“首”」

コシロー「殺す気だぁ♪」

ニコ「笑ってる場合じゃない」

コシロー「相抜きで頭突き。相手の顔は機械?」

GM「生身っす(苦笑)」


コシローは虚をつき相手の頭部に頭突きして凌ぐ。頭突きされたサイボーグは朦 朧とし能力は低下。2人目の軽装サイボーグは体力判定の出目が悪くコシローは 難を凌ぐ。

コシロー「んじゃ軽装に攻撃2回ね。(コロコロ〜)」

GM「(コロコロ〜)朦朧としたヤツは、『イテッ』とか呟いて顔を押さえた瞬 間首が飛ぶ。
(コロコロ〜)もう一人は避けた。」



ニコ「両手にマシンガンを構えて2匹のサイボーグに乱射。1匹はコシローの方 の早いヤツ。」

GM「軽装の?避けるよ?」

ニコ「最低1発あたるから。(コロコロ〜)命中判定成功」

GM「(コロコロ〜)うん。早いヤツ。避け避け避け〜の流れ弾に当たり爆発。
ニコの前の武装サイボーグもガリガリガリの〜ボーン!」

ニコ「よし!」

GM「でもニコの前の1体とコシローの前の1体が攻撃。ニコには対戦車ライフ ル/コシローにはバーナーガン。」


この攻撃でニコはすぐさま半死半生のダメージを受けます。コシローも火傷しま す。

GM「熱いよ〜熱くて死ぬよ〜」

コシロー「ホントにあちぃ!」





《2ターン目》

こうなると先手必勝である。コシローもニコもなんとか武装サイボーグを撃破し 勝利を得る。
GM「ちぇ、軽装が頑張れば話も変わったのに」

コシロー「死ぬかと思った(てへ!失敗のポーズ)」

ニコ「ぜぇぜぇ…」



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