ガープスサイバーパンク ガーディアン・オブ・アグノシア

《桜の下:シュプル》

荒廃したスラムの都市。
暴力が支配する世界。
人道を無視した掟。
弱き者は虐げられ、弱者の涙は雨のように降りしきる。
この街に正義はないのか?

少年は苦笑まじりに考える―

「あいつらは人でなしのクズばかりだ」






正義を見失った警官。

押し付けがましい正義のヒーロー。

弱い癖にワンワン吠えるスラムの兄ちゃん。

それとなんだ?
ニンジャ?
“刃に心と書いて『忍』”


少年は苦笑まじりに考える―

「あいつらはバカばっかりだ。」






でも、束の間ながら思い描いた夢がある。


―淡い夢―


―どこにでもある甘い夢―


少年は苦笑まじりに考える―














「あんたたちは“オレのヒーロー”だよ」






















あとがき

PC「サイバーパンクやろうよ!ルールブック買ったしさ!」

GM「―おまっ、それで俺に話を振るか!?」

―と唐突に始めなければならなかったのがサイバーパンクシリーズ。
サイバーパンクとか今までやったことの無い分野ですし、小説とかも読んでない GMとしては困りました。

しかし生来の反逆心が燻られたのか、

“―らしからぬサイバーパンクをやろう… (ニタリ)”

とこのシリーズが完成しました。

@というわけで出来上がった第一話は『桜』がテーマ。花見とか桜とかサイバー パンクらしからぬものを重要シーンにしました。

セッション中のBGMもバイオリンとか胡弓とかにしました。なるだけ無機質な 一般的パンクは避けましたね。
―とはいえ
マップ移動や町中のシーンの曲はやたらと暴力的でしたが。


Aサイバーパンクって善悪微妙でしょう?
正義や悪は論じられなかったり、業や因縁の話だったりするじゃないですか。
→そこで、倫理や正義のために戦うという構図に作りました。
えぇ勿論プレイヤーとの打ち合わせは無しにです。

おかげで当日に持ち寄られたキャラクターは見事にカオスでしたね。
―悪徳警官スズ
―身内を売って権力を手に入れたバルシュタイン

それが正義のために戦う話です。



さてここで皆様の疑問とか色々をQ&Aにて―

Q「プレイヤー何人なの?」

A「6人でした」

・スズ
・シュウ
・ニコ
・コシロー
・バルシュタイン
・ペッツ



Q「なんでPCがほとんど揃わないの?」

A「このシナリオは導入部分からミドルフェイズぐらいまでがPC達で個別にや って、後で集合して完結という継ぎ接ぎシナリオなんです。
―ぶっちゃけ参加率的な問題からですね。」



Q「ルールは何を使っているの?経験点は何点?」

A「ルールはガープスサイバーパンクでしたが、皆さん保有しているルールブッ クで自由にメイキングでした。経験点は150〜350点くらいですね。」

・スズ(+マーシャルアーツ)
・シュウ(+サイオニクス・マーシャルアーツ)
・ニコ(+マーシャルアーツ)
・コシロー(+百鬼夜翔・マーシャルアーツ)
・バルシュタイン(+マジック)
・ペッツ(一応サイバーパンクのみ?)

そういうわけで分かりにくかったと思います
。 日常的に使われている火器の対戦車ライフルなんてアイテム欄にありませんから ね。

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