あとがき
レグルス:ぬかった!何か見落としていたと思っていたけどウイリアムだったんだよ。
GM:結構早期に違和感を感じていたね。
レグルス:ウイリアムがそもそもバルチモアで復興活動をしていたのが怪しかったんだ。あいつには何のメリットもないじゃん。ただ復興活動していたはずは無いんだよ。
GM:ウイリアムはあの時国民の教育意識を高めたんだ。もともとバルチモアは国王から搾取されてはいたものの、国土を失うような大きな戦はあまり体験しないまま長い年月繁栄してきたという経緯がある国だ。国民に学や教養、情報があれば育っていくと思ったんだよ。
レグルス:実際バルチモア政権はメイジが支えているだけで軍事力も低下していたし、そこに跡継ぎ問題。これはつんだ。でもメイジが纏まれば、まだまだいけたんだよ。あそこで姫が帰ってきちゃうとは……。
GM:最大限配慮していただけに悔やまれるね(苦笑)。
レグルス:ウイリアムを始末する機会はあったんだよ。あいつを始末しておけば少なくとも民の反乱は防げたと思う。ミスったよ。くっそ!!(しかしやりきった男の笑み)……惜しかった(笑)。
フィンチ:あーもぅダメ。全然ダメ。全然ウイリアムのことを気がつかなかったよ。言われてみればそうかもしれないけど、実際正しいことをしているようにみえるもの。しかも僕は今でもその真実に辿り着いていないんでしょ?
GM:そういうことになるね。
フィンチ:僕は何も知らずにウイリアムに「ありがとうございます」っていい続けることになるんでしょう。はぁー。
GM:まぁしょうがないね(苦笑)
ジィク:まぁ俺としては別に問題ないかな。俺はバルチモア政権は腐っていたと思うし、経緯はともあれヒルダが跡継ぎになったことはいいことなんじゃないか。バルチモアとしても。
GM:実際ジィクとしてはなんら損失は無いし、ヒルダが国を継げば少なくとも今よりはいい国になるだろう。
ジィク:ああ、これでヒルダはようやく足場を手に入れたわけだし、国民もこれだけヒルダを指示してくれていると安心して国作りできる。仲間達が討たれたわけでもないし。ブラックスミスには残念なことをしたが、俺はやることはやった。
GM:ケジメはつけたね。
ジィク:ただダイス目が予想以上に悪かったからもう駄目なんじゃないかとリアルに死ぬかと思った。
Copyright(C)ゴスペラードTRPG研究班 (c) 2019.