シグルト

シグルト

覇王〜悪魔退治の建国帝〜

幻想戦記欧州編で大帝国を打ち立てた統一皇帝。
時代的にはシナリオ開始から半世紀が経過し二代後のいわば三代目PCにあたる。

王子でありながら少年時代は冒険者として活躍する。
大陸全土を巻き込んだ事件『悪魔の大召喚』が始まると、祖国に帰還し父シーザーに従い前線で戦い指揮を取る。
父の死後・叔父のドレミディッツと跡継ぎ問題で揉めるも、正式に王位を継いだ後はドレミディッツとは共闘。
諸国復興の為に10年に渡り戦い、ついには勝利をおさめる。
ゼノギア帝国を建国し、復興させた諸国の独立を認め、また異民族の襲来には率先して援軍に訪れたため辺境でも人気と知名度を持つ。
帝国歴15年で病にかかり、かつての活躍ができぬと悟ると宰相に王位を譲り退位。以後は失踪し平民となる。

●性格

若い頃は短気で直情、乱暴者で知られ才能を鼻にかけ他人の言葉に耳を貸さない人物であった。
厳格で知られる父シーザーは生のままに育てることで新たな時代を委ねることとした。
父シーザーが病に倒れると実力を試されるために父に試練を与えられ、その過程で父の死のにつながる深手を負わせてしまう(シグルト本人は「実力を示した息子の手にかかるのなら本望だろう」と鬼のようなことを言う)。
王位を継いだ後は、対立する諸侯の問題に直面。
一念発起し取り纏め役に収まり、短慮な自分の性格を改める。
しかし、突飛なイタズラは度々周囲を騒然とさせる。(「ベヒーモスを愛馬にしようと城に持ち込む」「イベント:余を倒したら王座をあげる」等。)
当時の対立者である悪魔に対しても嫌悪感はないようで、混迷を極める世界に共生(?)=実現可能な支配と誓約の取り決めを作り上げたのは彼が不信心であったためでもある。

趣味は考古学で資料集めから持論作りなど外見に似合わぬインドア的な作業を楽しむ。
また余暇には身分を隠して遺跡探索に出かけるために冒険者の知り合いも多い。
勤勉で市勢に降りては学者の門を叩き、教えを乞いたり、論じたりする他、教養や礼法も好んで首を突っ込む(こちらは無作法だが)。
→こうやって評すると、民とも打ち解けた親しみやすい皇帝に聞こえるが、明確な線引きを引いて立場を使い分けているので礼儀を払わぬ相手には皇帝としては接っさないという『高潔な皇帝』ぶりも見せる。

恋愛では失恋の連続。
幼馴染みであるライナに振られた時は放心し、そこを子供にイタズラされ頭から小便をかけられる。
正妻である妻ニケーは婚約後戦地で捕虜にされ、不遇の身にされるなど、ついていないことこの上ない。

●口癖

・魂の師匠は皇帝グラーフであり、度々グラーフを話の引き合いに出す。
・自分のことは「俺」または「余」。突然偉そうに相手に「控えい!」などと時折地が出る。

●戦

戦は魔法などを絡めた特殊な戦を行うが、魔法を使わない現実的な戦も得意。
心理戦に引き込んだ相手へのうっかりミスから風向きを変える作戦を好む。
癖なのか趣味なのか戦は常に劣性で戦うことを好み、兵力的には敵兵力を越える戦は少ない。

巨人の血が流れており、個人としても大変に腕が立つ。
弓矢は20本を同時につがえ一度に200人を屠り、剣は一降りで竜の首を跳ねる。
大味かと思えば小技や技巧も得意で、時折さらりと使う小技が巧みの技だったりする。
一番の武器は雷光で神から嵐の化身の魔物を倒す際に譲り受けた。

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