ロディオン

ロディオン

エデンを建設する仮面卿

カニンガム将軍の配下の中ではかなり毛色の違う男です。
かなりズレた美意識の持ち主で、そのセンスは決していいとはいえません。
自分の素顔を仮面で隠し、礼儀正しい紳士然とした態度で現れます。

彼は穢れない子供達を崇拝し、穢れの無い楽園を建設することを切望しています。この世のあらゆる世俗の全てを穢れとして断じている彼は権力欲や支配欲などは持たず、それらの感情の全てを穢れとして卑下し人間の忌むべき感情として嫌悪しています。
その観点では無垢な子供達こそが神であり、その存在を穢れさせぬための救済手段として、彼らを誰の手の届かない場所に監禁することが、救いであると信じています。そのゆがんだ妄想は、カニンガム将軍の片腕と呼ぶに相応しいものです。

武官ばかりの組織だけあって彼もまた武力は嗜みの息では収まらないだけのものも持っています。
しかし何よりすさまじいのは魔力です。彼の魔法は広範囲に影響し、その魔法は一軍の戦況を変えるだけのものを持ちます。策士でもない騎士でもない彼がここまでの地位にあるのは、その魔力によるところ大きいでしょう。

彼はヤデスを副官に持ちますが、二人は親友で意気投合しています。

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