ラビエル

ラビエル

暗黒界の支配者の一人とされる生き物で、幻魔王の名前をもちます。
彼の支配する大地には生物は一人もおらず、彼のような弱い生き物でもいわば生物界の頂点でした。しかし、そんな孤独な生活に耐えかね、彼は物質に生命を与える魔法などを編み出します。
暗黒界の魔王とされる彼なのですが、彼は他の悪魔に馬鹿にされるくらい地位が低いのです。

このラビエル大変に純真向くな性格です。
魔王だけあって尊大で高慢な性格なのですが、彼は大変素直で聞き分けがよく、涙もろくて優しいという性格です。
人間から身を守るために作った落とし穴が「深く掘りすぎたのでは?」と思ったラビエルは下に藁をひいて怪我をしないようにしたりと、その悪戯はどこか憎めません。
好きなものはリンゴなのですが、皆がウサギだと思ってニンジンをだすのに困ってしまい。ニンジンをほうばるなど、マスコットキャラクターとしての存在は確かなものです。

中々にすさまじい魔力の持ち主で、時間を逆行させる。物質に生命を与える。もののサイズを変えるなど多彩な魔法を使いこなします。またラビエルの角は(劇中は耳として擬態している)大変な美味であり、暗黒界一の珍味とされています。

彼は皇帝シグルトと出会ってからは、シグルトの家に寝泊りし、息子のように大切にされます。
彼の本当の父親はラビエルをいじめるための道具としか考えていないために、ラビエルは父親の愛を信じられません。
シグルトはラビエルに「子供を愛さない親はいない」と解きます。
「俺のパパは俺を愛してなんかいないよ」と言うラビエルに「俺がお前のパパだ!」と向き直るシグルトのシーンはラビエルの一つの転機となります。
以後ラビエルは自分達の仲間として活躍していきます。

ラビエル

ラビエル

幻想戦記編に戻る

トップページ

Copyright(C)ゴスペラードTRPG研究班 (c) 2009.