ニケー

ニケー

影の薄い戦乙女。3代目に花咲く?!

ヴィンランドの3代目国王シグルトのおつきの戦乙女として登場した彼女は一躍レギュラーとして定着します。彗星のように現れた彼女、一体何者なのかという話ではありますが、実は随分前からいました。空気のような存在だったのです。
彼女はヴィンランドに仕える戦乙女ではありますが、あまりに影が薄いので2代の間はほとんど活躍も無く忘れられた存在でした。それがシグルトの代になってシグルトのおつきとなってから活躍が始まります。
ヴィランドでは代々国王に戦乙女がセットでつくのです。

●シグルトに説教する教育係
さてほとんど露出狂のような外見のニケーですが彼女は常識人であり、シグルトに説教する教育係でもあります。シグルトはあまりに人間離れした悪戯が過ぎるのでニケーは日々その素行に頭を痛め、国王の振る舞いに対して説く毎日を送っています。とはいえ、シグルトはある意味王として完成した人物であり、本心ではニケーはシグルトを認めているようで、「本当は自分が言うべきことはもう何も無い」と自覚しています。

ニケーは後にシグルトの妻となります。シグルトはニケーに相応しい王たれと思っていたと心中を打ち明け、ニケーと結ばれるわけですが、彼女自身がシグルトに対して釣り合わないのではと不安を感じていたふしもあります。
ニケーは戦乙女ということですが、その能力はちょっと低いものがあります。作戦や軍略もボチボチならば、カリスマ性としても戦乙女の中ではあまり発揮できません。

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