ネロ

ネロ

ヴィンランドの国王・盟主となった男です。
自信過剰で傲慢で我侭、暴君として周囲に名を知られる男で、国内からも言うことを効かないとして主君も困り果ててしまいます。人使いも荒く、ムチャクチャな要求を出すので、振り回されることも多い人物です。

では悪党かといえば違います。
自分勝手で我侭ではありますが、部下や冒険者にはキチンと報いますし、荒い人使いに応じた報酬を与えます。
何より彼の用意する仕事は楽しいのです。冒険者達も彼と冒険する時に楽しくなり、「俺達は凄いことをやったんだ」というような偉業を立てます。

こんな暴君な彼ですが政治力は物凄いものがあります。
種族対立のあるヴィンランドの盟主となったばかりか、巨人族に「(格好良さそうだから)名付け親になって欲しい」など(※ 名づけ親は親にも等しい存在で敬意の表れでしたが、ネロは知りませんでした)、次々と人の心を捉える行いをしていきます。
欧州がピンチの時には、敵対する勢力を纏め上げて、はじめて統一連合を作り上げたのも彼です。
歴史的な活躍をするわれには扱いは悪く、もともとの主人はなんとか害してやろうとあの手この手で邪魔してきます。

シナリオではグラーフのライバルのように登場し、周囲からも「最後のボスはコイツ」と思われていました。
しかし、ラスト直前で真のボスに敗れるライバルとして散りました(プレイヤー絶叫)。

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