ミカエラ

サンタミカエラ

グラーフの初期からの仲間で、最後まで生き残ったという部下の中では珍しい人。
「家事のできない女」「料理のできない女」に加え、子供を得た後は「育児のできない女」という不名誉な称号を授かる。
社会に貢献するバリバリのキャリアウーマンながら、彼女が女性として立派な人であるかには疑問が残る。

彼女は厳密には将軍ではなく、圧政に耐えかねた市民の反乱軍出身の娘である。
行動的でバイタリティのある女性で、何より明るくユニークなところも魅力。
グラーフの仲間の中ではいつもムードメーカーとして活躍し、持ち前のやる気を武器に、そこそこの活躍を務める。

ディノギノス帝国ロアン王の圧政によって虐げられていた人々が起こした反乱に彼は最年少ながら加わったが、彼らは元々かつての良き政治に戻ることを要求していただけであった。これを反乱と位置付けた皇帝は彼らを粛清を決定、その粛清と虐殺の嵐から彼女を救ったのがグラーフであり、以後二人は運命をともにする。

グラーフがアレキサンドリアを建国した後は国内である程度の権力を握っていたが、残念ながら政治才能はからっきしだっために、あまり活躍はできなかった。それでも一人また一人と命を落とすアレキサンドリアにあって最後まで抵抗した彼女の存在は、アレキサンドリアの主柱というに相応しいものだっただろう。

子供が出来た後は引退するが、育児には苦労の連続。当時国内に内政に訪れていた隣国の国王シーザーには子供の面倒を見てもらい、腐れ縁となる。国で危急が起きた際には家族を置いて戦場に飛び出し、育児をシーザーに甘えるなど、調子のいい女であることも発覚する。

ミカエラ

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