グラスコー
信頼に答えた殺戮の蛮勇
レオン配下一の猛将と知られる男がグラスコーです。「よりにもよってこれしか
いないのか?!」という問題ある性格です。
「占領下での虐殺が楽しみ」という蛮行絶えない野蛮人である彼は、山賊出身で
す。彼がレオン配下になる前の噂はあまりありませんが、ルーシャスの生まれ故
郷を虐殺したのが何を隠そう彼です。
こんな殺戮以外使いようがない暴力の申し子ですが、レオンは大変重用します。
人材登用が上手いと定評あるレオンは人材育成もうまいのです。
レオンはグラスコーを側近に加え数々の戦をともにしていきます。褒美や名誉を
与えたことは当然ながら、レオンはこの野蛮人に絶大なる信頼を寄せました。武
力の信頼というより、グラスコーという人間が自分の仲間であることへの信頼で
す。
グラスコーはレオンのこの信頼に打たれます。気が付くとグラスコーはレオン一
家を支える忠臣になっていました。グラスコーは引退した後も一族をレオンの為
に出すなど、徹頭徹尾レオンに尽くします。
信頼を与えたレオン、信頼に答えたグラスコー。生まれや考え方の違う二人でし
たが、まさに義兄弟と言えるほどの仲間となりました。
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