ザラ

ザラ

PC:NPC 画:レサ夫
娼館の警護を勤める侠客。蛮族仕込みの剣を使いこなし、並の男では打ち合えな い技量の持ち主。同僚にレイジがいる。
一匹狼気質で寡黙な性格。また他人に感心を持たずドライな性格。しかし本人の 意に反してそのストイックな佇まいには人気がある。

〜過去〜

かつて蛮族に村を滅ぼされ隷奴として慰みものにされていた過去があるが、その 蛮族から剣を学ぶ。
やがて討伐隊により蛮族は滅ぼされ、ザラは「猛き者もいずれは滅びる」という 世の無情を知る。
その後は用心棒として暮らし今に至る。

●ストーリー

ザラは一匹狼。
一人自分の疑問の答えを探す。「私を捕らえた蛮族は、何故私に剣を教えたか。 」「私は何のために剣を振り、何のために死ぬのか」。
しかし浮き世はそんなザラの疑問など押し流すように世俗的で、毎日の事件はザ ラには感心の無い“切実な日常”であった。

レイジは―
ザラには不可解な人物だ。誰かを本気で信じられないクセに、人様の厄介事に首 を突っ込む。そして、人に愛されてもそれを信じられない自分に苦しむ。
自分で撒いた種…
身から出た錆…

しかしザラもそんなレイジに振り回され、知らない親父に薬を届けたり、剣を教 えたりとガラにも無いことをするはめになる。

レイジへの借りが増えていく毎日。
「悪いな、今度借りは返すぜ」

―借りとか貸しとか、そんな事にさえ無関心だったザラは、そんな言葉にすら驚 き、苦笑してしまう。


ある日ザラはレイジに自分の過去を話す。
何気なくか、聞いてもらいたかったか―
とにかく、ザラもそんな気分になったのだ。
そんな厄介事としか思えなかった関わりに、彼女自身もまた踏み出そうとしてい た…



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