ゲルニカ

ゲルニカ

PC:レサ夫 画:レサ夫
人は苦難の末に得るものがある」と説く万難地天。
「みんな最後はマイナーゴッド」と説き、己の生き方やエゴを極めることを進めるが、その極地は「無我」であると説く。
あまりの苦難に神様がサジを投げるような冒険にも、喜んで助力するも、それによってハードルが高くなるという困った側面もある。
そのハンパない難関は英雄でも凹むこと受け合い。

レサ夫ゲルニカは、元々司祭というより哲学者、理論派で仏教徒みたいな人です。
禁欲主義者ではなく、人が備えている愛憎も人には必要なものであると考えるあたりは愛染明王みたいな感じに近いですね。
信徒は人間だけでなく、トロールやボガードなども蛮族も多数います。
人間時代のゲルニカは不況活動に蛮族の集落で生活していた経験もあります。
ゲルニカはちょっと珍しいマイナーゴッドで、違う神の信者にも働きかけ、それぞれの信仰上の悩みの解決に助力します。
人間時代からゲルニカは他の神官に教えを乞い、よく討論しました。
また相手の理論をよく学んだため、司祭の相談を受けた時は相手の信仰によった助言を与えています。

《万難地天ゲルニカ》

ゲルニカは「神の名を語らぬ司祭」です。
信じるものがあるものにはその信仰を共に信じ、孤高に誰も信じぬものには「自分を信じること」を教える一風変わった宗教家です。
神の名を語らずとも神聖魔法を唱える彼女の思想は、人よりは蛮族に信仰されオーガやトロル、ゴブリンやボガードを中心に広まりました。
人間は不思議なことですが、宗教家や司祭に信仰され(?)、「ゲルニカ的な解釈」など、彼女の話しは引き合いに上がる理論となります。
彼女が信仰されたのは、ゲルニカの生まれザルツ地方ですが、後に移動した先、フェイダンの蛮族も信仰します。

ゲルニカは最後は、地上に呼び出された他教の悪神との戦いの中、命を落としました。
死後彼女は神となりますが、その悪神を倒した時に使われたのが、彼女の与えた魔剣であり、剣を振るったのが彼女の仲間であったことから、『剣を人の手に委ねた女神』として伝えられます。

・彼女が死期を悟った前日に説いたのは「神に憧れ・神になるよりも、人が人として生きるほうが遥かに偉大で素晴らしいことである」という言葉です。



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